百枚の定家

百枚の定家

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年11月11日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404026835

百枚の定家

  • 著者 梓澤 要
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年11月11日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404026835

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「百枚の定家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 百人一首のもとになったとされる藤原定家筆『小倉色紙』にまつわるアートサスペンス。600ページを超す大部に、小倉色紙に関する歴史的背景、茶道や連歌との関わり、過去から現在に至るまでの所有者や関連文献が次々 百人一首のもとになったとされる藤原定家筆『小倉色紙』にまつわるアートサスペンス。600ページを超す大部に、小倉色紙に関する歴史的背景、茶道や連歌との関わり、過去から現在に至るまでの所有者や関連文献が次々と登場し、和紙や古筆にまつわる蘊蓄、さらには芸を極める人間達の懊悩も詰め込まれている。私は三章の題にもなっている「偽作と模作」がこの作品のテーマではないかと感じた。現代部分の謎解きはさらりと流れてしまったが、色紙に関する謎解きでは、定家、遠州、宗祇、皐楓、が胸に抱える誇りや焦り、苦悩をひしひしと感じた。 …続きを読む
    アルピニア
    2021年09月12日
    60人がナイス!しています
  • 新設美術館のオープンに向けての準備中に現れた、藤原定家直筆の小倉百人一首の色紙。真贋やいかに。原田マハの美術を題材とした小説好きな人にはオススメ。 新設美術館のオープンに向けての準備中に現れた、藤原定家直筆の小倉百人一首の色紙。真贋やいかに。原田マハの美術を題材とした小説好きな人にはオススメ。
    しーふぉ
    2021年04月10日
    23人がナイス!しています
  • 再読。あまり感心できなかった。ミステリー色が弱いのは気にはならないが、となると小倉百人一首の謎一辺倒になってしまい物語の厚みに欠ける。美術館と地方行政の話を始め、いろいろ盛り込み過ぎて中途半端感。主人 再読。あまり感心できなかった。ミステリー色が弱いのは気にはならないが、となると小倉百人一首の謎一辺倒になってしまい物語の厚みに欠ける。美術館と地方行政の話を始め、いろいろ盛り込み過ぎて中途半端感。主人公秋岡のポンコツぶり(とくに女関係)に笑ってしまったのが再読の収穫かな。 …続きを読む
    ヱロ本Gメン
    2016年02月07日
    9人がナイス!しています

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