天地明察(上)

映画化作品

2012年本屋大賞
2010年 第31回 吉川英治文学新人賞
2010年 第7回 本屋大賞(1位)
2010年 第4回 舟橋聖一文学賞
2011年 第4回 大学読書人大賞
第7回 北東文芸賞受賞作

天地明察(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年05月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041003183
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映画化作品

2012年本屋大賞
2010年 第31回 吉川英治文学新人賞
2010年 第7回 本屋大賞(1位)
2010年 第4回 舟橋聖一文学賞
2011年 第4回 大学読書人大賞
第7回 北東文芸賞受賞作

天地明察(上)

  • 著者 冲方 丁
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年05月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041003183

第7回本屋大賞受賞作、待望の文庫化!

4代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る事業が立ち上がる。当時の暦は正確さを失いずれが生じ始めていた。日本文化を変えた大計画を個の成長物語として瑞々しく描く時代小説! 第7回本屋大賞受賞作。 4代将軍家綱の治世、日本独自の暦を作る事業が立ち上がる。当時の暦は正確さを失いずれが生じ始めていた。日本文化を変えた大計画を個の成長物語として瑞々しく描く時代小説! 第7回本屋大賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

いま、最も愛されている時代小説はこれだ!! 作家も、学者も、棋士も、ライターも、書店員もTVマンも本読み心を轟かせる「勇気百倍」のエンタテインメント!
「現代人もこういう風に生きられないはずがない。同じ日本人なのだから。」
――養老孟司氏(1/10毎日新聞「日曜書評」より

『こういう生き方って、いいよね』という素直で朗らかなロールモデルの提示。
――内田樹氏(共同通信配信書評より)

実直・素直な渋川春海が愛らしい!苦労したって挫折したってめげない算術オタクに惚れました。
――瀧井朝世氏(ライター)

「たくさん迷ってじたばたしている人にこそ、この物語は読んでほしい。自分の中にある北極星はきっと、春海のようにもがいたらこそ見えてくるのだ。」
――小出和代氏(紀伊國屋書店 新宿本店)

「この小説を読んで、学問って最大のエンタテインメントだと思った。感動です!」
――水野 剛寿(TBSテレビ「王様のブランチ」(TBS系土曜朝9:30~14:00)ディレクター)

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冲方丁さんトークショー

「天地明察(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 貞享の改暦を主導した渋川春美の修業時代を描く。上巻全体では、それほど大きな出来事があるわけではないが、青春記としてなかなかに爽やかである。読者の期待が満たされない(晴海にとっても同様だが)のは、"えん" 貞享の改暦を主導した渋川春美の修業時代を描く。上巻全体では、それほど大きな出来事があるわけではないが、青春記としてなかなかに爽やかである。読者の期待が満たされない(晴海にとっても同様だが)のは、"えん"が思いがけずも結婚してしまうことくらいだろう。そして、実はこの巻を進行させてゆく動力となるのが、登場しない関孝和であるという構成は、なかなかに味な趣向である。この関との対面、えんのその後、貞享暦の作成など、大いに期待を持たせながら下巻へ。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2024年03月10日
    684人がナイス!しています
  • 本屋大賞で映画化もされているようなので、思わず購入。舞台は徳川四代将軍家綱で、「暦」を作るプロジェクトが始まり、その渋川春海が主人公だが、算術の天才関さんの人物造形が よい。上巻はどちらかと言えば算術 本屋大賞で映画化もされているようなので、思わず購入。舞台は徳川四代将軍家綱で、「暦」を作るプロジェクトが始まり、その渋川春海が主人公だが、算術の天才関さんの人物造形が よい。上巻はどちらかと言えば算術の世界に魅せられた人たちの物語か。 …続きを読む
    遥かなる想い
    2012年06月10日
    592人がナイス!しています
  • 読んでみて文庫より単行本の方がリズムとして良い様な気がした。ただ、基本算数レベルから苦手なので、少し乗りにくい。関孝和との出会いを期待したが、果たせず下へと続く。少し期待が大きすぎた。「光圀伝」と同じ 読んでみて文庫より単行本の方がリズムとして良い様な気がした。ただ、基本算数レベルから苦手なので、少し乗りにくい。関孝和との出会いを期待したが、果たせず下へと続く。少し期待が大きすぎた。「光圀伝」と同じく、兄との関係もお互いに理解しあっている感じが良い。次巻に期待 …続きを読む
    再び読書
    2013年10月22日
    473人がナイス!しています

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著者紹介

冲方丁(うぶかた・とう)

1977年岐阜県生まれ。96年、大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞受賞しデビュー。2003年、「マルドゥック・スクランブル」で第24回日本SF大賞を受賞。09年初の歴史小説「天地明察」を刊行、第31回吉川英冶文学賞新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年、「光圀伝」で第3回山田風太郎賞を受賞。冲方丁 ぶらりずむ黙契録

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