国宝神護寺三像とは何か

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784047035096

国宝神護寺三像とは何か

  • 著者 黒田 日出男
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784047035096

その肖像の「大きさ」こそが史実解明の鍵だった! 究極の歴史推理を読む。

伝源頼朝像(足利直義像)・伝平重盛像(足利尊氏像)・伝藤原光能像(足利義詮像)の三像は、なぜこの大きさにつくられ、神護寺に蔵されてきたのか。驚くべき歴史推理で構築される南北朝内乱期の歴史像。

〈目次〉
   プロローグ 神護寺三像の絵画史料論

第一章 戦前の神護寺三像論

第二章 戦後の神護寺三像論と米倉迪夫の新説

第三章 江戸初期の神護寺復興と「頼朝御影」

第四章 広幅の絵絹は物語る──神護寺三像の「大きさ」(一)

第五章 比類なき「大きさ」の俗人肖像画──神護寺三像の「大きさ」

第六章 神護寺三像の分析・読解と「肖似性」

第七章 「足利直義願文」は何を物語るのか

第八章 足利直義と無窓疎石──『夢中問答集』

第九章 神護寺に安置された〈対〉の肖像画

第十章 観応の擾乱と神護寺三像の運命

   エピローグ 神護寺三像とは何か

   主要参考文献

   図版出典一覧

   あとがき


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「国宝神護寺三像とは何か」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 子供の頃から「源頼朝像」として記憶したあの肖像画は頼朝ではない。最近は「伝」源頼朝像と紹介されているようだ。では、これは誰を描いた肖像画なのか。いつ描かれたのか、なぜあのような巨大な肖像画なのか、なぜ 子供の頃から「源頼朝像」として記憶したあの肖像画は頼朝ではない。最近は「伝」源頼朝像と紹介されているようだ。では、これは誰を描いた肖像画なのか。いつ描かれたのか、なぜあのような巨大な肖像画なのか、なぜあと二幅の肖像画とあわせて神護寺にあるのかを、様々な角度から研究した結果が展開されている。研究とはこういう営みを言うのだろうと思わせられる。非常に面白い。参考文献の内容そのものをかなり多く引用しているが、素人が参考文献すべてにあたるのは困難なのでこれはとても有難い。 …続きを読む
    てん
    2019年02月05日
    13人がナイス!しています
  • 確かに神護寺三像を展覧会で見たときは、その大きさに驚いた記憶が。とても興味深く、納得させられる内容だった。まだまだ謎を残すこれら三像。興味が尽きない。 確かに神護寺三像を展覧会で見たときは、その大きさに驚いた記憶が。とても興味深く、納得させられる内容だった。まだまだ謎を残すこれら三像。興味が尽きない。
    umeko
    2017年06月17日
    11人がナイス!しています
  • 神護寺三像について米倉迪夫説を支持しながら、政治史の面から読み解きを行っている一冊。長い引用に饒舌な語り口と癖のある文章だが、史料に基づいて通説を批判するという歴史学の営みの面白さが味わえる好著。まぁ 神護寺三像について米倉迪夫説を支持しながら、政治史の面から読み解きを行っている一冊。長い引用に饒舌な語り口と癖のある文章だが、史料に基づいて通説を批判するという歴史学の営みの面白さが味わえる好著。まぁでも頼朝説の客観的な証拠が寺伝しかないと批判するなら、直義説も直義の願文しかないわけで、それを膨大な状況証拠で補強していく過程を読むと、歴史学は呉座先生が言うところの「確からしさ」を競う学問であることがよくわかる。 …続きを読む
    MUNEKAZ
    2018年03月18日
    3人がナイス!しています

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