ラン

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041001653
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ラン

  • 著者 森 絵都
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041001653

わたしは走り続ける。あの空の先まで。

9年前、13歳の時に家族を事故で亡くした環は、ある日、仲良くなった自転車屋さんからもらったロードバイクに乗ったまま、異世界に紛れ込んでしまう。そこには死んだはずの家族が暮らしていた……。 9年前、13歳の時に家族を事故で亡くした環は、ある日、仲良くなった自転車屋さんからもらったロードバイクに乗ったまま、異世界に紛れ込んでしまう。そこには死んだはずの家族が暮らしていた……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ラン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 交通事故で家族を喪い、唯一の肉親だったおばさんを病気で喪った環。諦感と死への憧れを持ち、内に籠る生き方をしていた環が、過去に折り合いをつけ力強く人生を走り出す様が描かれる。ひょんなことから環が参加した 交通事故で家族を喪い、唯一の肉親だったおばさんを病気で喪った環。諦感と死への憧れを持ち、内に籠る生き方をしていた環が、過去に折り合いをつけ力強く人生を走り出す様が描かれる。ひょんなことから環が参加したランナーチーム。そのメンバーの一人一人に人生があり、苦悩がある。世界の縮図のように。それぞれの力で人生というレースを走ってゆく。時に仲間に助けられ、また、誰かを助けながら。人生はマラソンに似ていると思う。走るのは自分だし、自分自身との戦いだ。走る原動力はそれぞれの想い。仲間の声援が背中を押す。素晴らしい作品。 …続きを読む
    yoshida
    2018年02月17日
    233人がナイス!しています
  • 猫のこよみ,自転車のモナミ1号。不幸をしょっていた2人の人間の別離は,贈答品で置き換わる。「ラン」は「蘭」かと思って読み進んだら、"run"のことだと分かる。素人7人を従えたチームでマラソンを目指す。死者の国 猫のこよみ,自転車のモナミ1号。不幸をしょっていた2人の人間の別離は,贈答品で置き換わる。「ラン」は「蘭」かと思って読み進んだら、"run"のことだと分かる。素人7人を従えたチームでマラソンを目指す。死者の国との行き来に自転車を使うところがで色。単行本が題字が縦で、文庫が題字が横。手抜きなのか,意味があるのか。発見角川。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年09月17日
    214人がナイス!しています
  • 「カラフル」と全く同じ感情に包まれる読後。 あたたかく優しい感情に包まれる読後。そして、明日もまたがんばろう!という前向きな気持ちに包まれる読後。 心のど真ん中を射抜かれるという感覚、そこから流れ出る 「カラフル」と全く同じ感情に包まれる読後。 あたたかく優しい感情に包まれる読後。そして、明日もまたがんばろう!という前向きな気持ちに包まれる読後。 心のど真ん中を射抜かれるという感覚、そこから流れ出るあたたかい感動と満足感に包まれる心からの幸せをじんわりと感じた森絵都さんの傑作でした。 森絵都さん、こんなにも深い感動をありがとうございました。 …続きを読む
    さてさて
    2020年12月01日
    212人がナイス!しています

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