2013年 第66回 日本推理作家協会賞

百年法 上

国難を迎えた現代日本に投げかける衝撃の問題作!

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年07月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784041101483

2013年 第66回 日本推理作家協会賞

百年法 上

国難を迎えた現代日本に投げかける衝撃の問題作!

  • 著者 山田 宗樹
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2012年07月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784041101483

国難を迎えた現代日本に投げかける衝撃の問題作!

6発の原爆が投下された日本で、ある法律が制定された。通称「百年法」。新技術で不老を与えるかわりに、100年後に死ななければならないというが!? 日本の決断を描く、エンターテインメント大作。

おすすめコメント

凄いぞ。面白いぞ。読み始めたら途中でやめることは絶対にできない。もう一気読みである。
――北上次郎(文芸評論家)

やっぱり人間を信じよう。そう素直に思えるラストに感動した。
――瀧井朝世(ライター)

これは我々の進むべき道を示した、エンターテインメントという啓示だ。
――貴志祐介(作家)

100年きりの命なんて!僕なら死から永遠に逃げます。そうでしょう?
――えすのサカエ(『未来日記』漫画家)

今世紀の「悪夢」の先に見えるのは、地獄か、光か――
人類、必読。
――大野更紗(作家)

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「百年法 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 新技術にて人間が不老を手に入れた社会。社会は退廃し、血は澱む。生存可能な期限を百年と定めた、生存制限法、すなわち百年法が施行。社会は活力を取り戻したかに見えたが、特権階級のみ百年を越えても生きられると 新技術にて人間が不老を手に入れた社会。社会は退廃し、血は澱む。生存可能な期限を百年と定めた、生存制限法、すなわち百年法が施行。社会は活力を取り戻したかに見えたが、特権階級のみ百年を越えても生きられるという欺瞞が、再び社会を混乱に導く。この作品では日本の持つ、また将来起こりうる様々な課題を暗喩している。手厚い社会保障による国庫の疲弊、国民皆保健の廃止による医療制度の崩壊、信念なき政治家達、政治に興味がなく情報操作される国民性等々。村上龍さんの「五分後の世界」を思い出す。膿んだ社会はどう変わるか。下巻に期待。 …続きを読む
    yoshida
    2017年04月16日
    469人がナイス!しています
  • 凄い、凄過ぎですよ この設定! 六発もの原子爆弾で焦土と化した日本 百年法(不老化処置後百年で生存権を含む全ての人権を失う)と引き換えに、HAVIにより不老化技術を手にして奇跡の復興を遂げるが・・・  凄い、凄過ぎですよ この設定! 六発もの原子爆弾で焦土と化した日本 百年法(不老化処置後百年で生存権を含む全ての人権を失う)と引き換えに、HAVIにより不老化技術を手にして奇跡の復興を遂げるが・・・ うーん、なんという近未来パラレルワールド この小説が語りかけるものは、百年法実施をめぐる男たちの熱い政治ドラマか? 神の摂理に挑戦する人間への審判か? もう止まりません、眠らずに下巻読みま~す! <(^_^; …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2013年09月15日
    425人がナイス!しています
  • 近未来のSF,年代設定が秀逸。この設定のため特攻隊組を含む様々な世界観を持った人物が登場。つっこみどころはあるも百年法をめぐる政治ゲームの展開は面白い。最初から不老不死世界の負の面を描いていて,その切 近未来のSF,年代設定が秀逸。この設定のため特攻隊組を含む様々な世界観を持った人物が登場。つっこみどころはあるも百年法をめぐる政治ゲームの展開は面白い。最初から不老不死世界の負の面を描いていて,その切り口と,家族制度や労働概念など世代交代がない世界のシミュレーションが興味深かった。分厚い本だけど長く感じなかった。山田宗樹さんは大沢在昌さんの「屍蘭」のリーダビリティを理想としているとのこと。それらしい工夫は感じるものの「屍蘭」の域には遠く達していないとも感じた。風呂敷が広がってきたところで,下巻へ。 …続きを読む
    修一郎
    2014年08月31日
    385人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

この作品はすごく衝撃だった。感動、驚きというよりも読んでいてとても怖かった。決してこれがフィクションだと思えない。400頁にも及ぶ長編だったが息つく暇もなく一気に読んでしまった。夜も徹するくらい夢中になってしまった本に久しぶりに出会いました。(ぶらっくほーるさん)

サスペンスともSFとも違うこの作品。登場人物への感情移入がしやすく、よりリアルに作品を感じることが出来ました。ラストスパートのかけかたは圧巻です。あくまでも「リアル」に。あくまでも「人間らしく」。命の意味と人間の人生について深く考えさせられました。(ふくちゃんさん)

この小説にはとにかく考えさせられた。自分だったらどうするのか、HAVIを受けるのか受けないのか、百年法に従って死ぬのか、拒否者となるのか。この小説の中にも、様々な選択をする人がいたが、そのどれもに理由があり、その理由もすごく分かるなと思った。正解も、不正解もない問題なのだろう、と。(はてなっちさん)

著者紹介

山田 宗樹(やまだ・ むねき)

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事。その後『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。
2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され大ヒット作となる。
2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテッド』など。

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