エウスカディ 下

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年09月27日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ページ数:
496
ISBN:
9784048741170

エウスカディ 下

  • 著者 馳 星周
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2010年09月27日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ページ数:
496
ISBN:
9784048741170

理想に殉じた戦士か。血塗られた殺戮者か。

2005年、アテネ・オリンピックの元柔道スペイン代表選手アイトール吉岡は、死別した父がETAのテロリストだったことを知らされる。だが事情を知るはずの母マリアは失踪し、当時を知る者も次々と消されていく-
  • カドフェス2021
    カドフェス2021

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「エウスカディ 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • まったく予想していなかったすさまじいばかりの結末。理屈を考えればそうなのだが、物語の勢いが思考を上回るのである。バスクの女が持つ強烈なまでの執念を伴った情念。まさしく彼女は魔女だった。しかも彼女は一身 まったく予想していなかったすさまじいばかりの結末。理屈を考えればそうなのだが、物語の勢いが思考を上回るのである。バスクの女が持つ強烈なまでの執念を伴った情念。まさしく彼女は魔女だった。しかも彼女は一身に悲劇を背負い続けていたのである。30年間も。本書は2世代にわたる物語として構想され、1970年代と2005年とが交互にそれぞれの視点から語られてきたが、最後にはそれが見事なまでに収斂する。まことに構成の妙と言うべきか。上下巻1000ページを費やしたことには十分な意味があったことになる。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2020年09月29日
    372人がナイス!しています
  • 逢坂剛のスペイン物を思わせる展開、ワルテルの行動原理が、理想とか正義、愛というところは、80年代から90年代前半に坂東齢人名義の書評で、否定していたものなのになぜ?と思いながら読み進めると、成る程そう 逢坂剛のスペイン物を思わせる展開、ワルテルの行動原理が、理想とか正義、愛というところは、80年代から90年代前半に坂東齢人名義の書評で、否定していたものなのになぜ?と思いながら読み進めると、成る程そういうわけかと最後に納得する。全共闘世代の単なるノスタルジー、昔は良かった青春小説批判という意味からワルテルの人物が描かれているのかな。 逢坂剛だけでなく、森詠や船戸テイストが味わえるのも、それらを読んで来た作者だから書けるのだろうし、それらを十分に咀嚼しやっぱり馳星周としての作品に仕上がっているのは流石。 …続きを読む
    takeapple
    2018年05月17日
    30人がナイス!しています
  • そして誰もいなくなった、完。上下二巻テロのむなしさをたっぷりと味わいました。破滅へ向かうものは美しいのです、はかないのです。何より悲しいのですね。 そして誰もいなくなった、完。上下二巻テロのむなしさをたっぷりと味わいました。破滅へ向かうものは美しいのです、はかないのです。何より悲しいのですね。
    まつじん
    2010年10月16日
    19人がナイス!しています

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