文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
722
ISBN:
9784043620081
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文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

  • 著者 京極 夏彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
722
ISBN:
9784043620081

お盆の豆腐に気をつけながら、自らの存在理由を求めてさまよう珍道中!

豆腐を載せた盆を持ち、ただ立ちつくすだけの妖怪「豆腐小僧」。豆腐を落としたとき、ただの小僧になるのか、はたまた消えてしまうのか。「消えたくない」――強い思いを胸に旅に出た小僧が出会ったのは!? 豆腐を載せた盆を持ち、ただ立ちつくすだけの妖怪「豆腐小僧」。豆腐を落としたとき、ただの小僧になるのか、はたまた消えてしまうのか。「消えたくない」――強い思いを胸に旅に出た小僧が出会ったのは!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 元豆腐屋に住み着き、紅葉豆腐をお盆の上において両手で持ち,笠をかぶっている妖怪の小僧。恐怖小説なのか幻想小説なのか。読み進んでも中々分からない。江戸物らしい持って回った言い回しが諄いと思うか心地よいと 元豆腐屋に住み着き、紅葉豆腐をお盆の上において両手で持ち,笠をかぶっている妖怪の小僧。恐怖小説なのか幻想小説なのか。読み進んでも中々分からない。江戸物らしい持って回った言い回しが諄いと思うか心地よいと思うか。魑魅魍魎の魑(すだま)魅(おに)の読みを知った。いろいろ趣向があり,楽しめる。解説,市川染五郎。狂言、歌舞伎でも取り上げた豆腐小僧。癒しだと書いているので幻想小説なのだと納得。繰り返し妖怪は人間が意識することによって生まれると繰り返している。講釈が好きなのだと理解。達磨、轆轤首なども登場。発見角川。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年09月02日
    211人がナイス!しています
  • 豆腐を持っているだけの子供の妖怪、豆腐小僧。色々な妖怪と出会ったり別れたりしながら進む道中記が面白かったです。落語口調の語りでユーモアがあるし、豆腐小僧のお馬鹿っぷりが可愛い。愛くるしい豆腐小僧と滑稽 豆腐を持っているだけの子供の妖怪、豆腐小僧。色々な妖怪と出会ったり別れたりしながら進む道中記が面白かったです。落語口調の語りでユーモアがあるし、豆腐小僧のお馬鹿っぷりが可愛い。愛くるしい豆腐小僧と滑稽達磨、三毛猫姐さん、袖引き小僧などの妖怪との掛け合いが楽しいです。それでいながら、妖怪、存在、死といった哲学的なことを色々考えさせられる作品でもありました。豆腐小僧の自分探しの旅を通して妖怪論を語ろうとしたのでしょう。豆腐小僧も少し成長し、また旅は続くようです。滑稽な展開で面白かったです。 …続きを読む
    優希
    2016年01月03日
    93人がナイス!しています
  • 2010/10/24 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。2016/4/4〜4/136年ものの積読本。豆腐小僧シリーズ第一弾。浅学にも豆腐小僧という妖怪は知らなかったが、魅力的なキャラクターに仕上げてきたなぁ。読めば自然と妖怪 2010/10/24 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。2016/4/4〜4/136年ものの積読本。豆腐小僧シリーズ第一弾。浅学にも豆腐小僧という妖怪は知らなかったが、魅力的なキャラクターに仕上げてきたなぁ。読めば自然と妖怪や幽霊の概念について詳しくなれるのも良い。続編も楽しみだ。 …続きを読む
    gonta19
    2016年04月13日
    84人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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