- 著者 海堂 尊
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年12月15日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784048741538
モルフェウスの領域
- 著者 海堂 尊
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年12月15日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784048741538
<桜宮>サーガの新たな地平を開く、最新医療ミステリー!
モルフェウス――眠りを司る神。未来医学探究センターに勤める涼子は、コールドスリープによって眠る少年・佐々木アツシをそう名付けた。彼が目覚める時、医学界、法曹界には様々な問題が立ちはだかる!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
人物相関図

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「モルフェウスの領域」感想・レビュー
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未来編ということでSFちっくな物語。涼子の揺れる心がどうなったのかアクアマリンの神殿が楽しみ。2014年04月22日173人がナイス!しています
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アツシ君の物語。彼の成長に、こんな切ない物語があったのか。田口先生は相変わらずで、翔子は一回りも二回りも成長した印象。最先端医療を取り巻く様々な問題提起が描かれた物語。けれどもアツシ君の物語は、まだま …続きを読む2011年01月03日152人がナイス!しています
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海堂さんがコールドスリープの話…?と少し意外でした。何処までリアルに描くのかしら…と楽しみにしていたのですが、コールドスリープ自体の方法については特にリアリティのある物ではありませんでした。Amazo …続きを読む2011年01月20日150人がナイス!しています
読者モニターレビュー
今まで読んだ海堂氏の作品の中で一番難しく、一番せつない物語。読み終わった後すっと涙が出た。設定が近未来であることや「コールドスリープ」にまつわる医療問題がテーマのひとつだったので、手塚治の「鉄腕アトム」を思わせる神秘的な雰囲気も感じられた。(giglioさん)
海堂さんの本を読んでいるといつも、これはフィクションなのかノンフィクションなのかが分からなくなってくる。今度も、もしかしたらコールドスリープがどこかで実際に行われているのではないかと本気で考えてしまうくらい物語の中に引き込まれた。(渡辺香涼さん)
近未来のおとぎ話。社会問題への鋭い洞察、官僚批判など、海堂節は健在ですが、この作品は今までになくロマンティックでファンタジックな物語でした。新しいことを始めるときの医学界と法曹界が絡まる問題や、既存権益に固執する官僚批判など、海堂作品に一貫する問題提議もあいかわらず明瞭で気持ちがいい(しらべ柴さん)