ペンギン・ハイウェイ

映画化作品

2010年 第31回 日本SF大賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月28日
判型:
四六判
ページ数:
352
ISBN:
9784048740630

映画化作品

2010年 第31回 日本SF大賞

ペンギン・ハイウェイ

  • 著者 森見 登美彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月28日
判型:
四六判
ページ数:
352
ISBN:
9784048740630

森見登美彦ワールド第2章の幕が開く!

小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎の研究を始める。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。 小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎の研究を始める。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「ペンギン・ハイウェイ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 森見という作家は、本当に不思議な作家だ。話の筋はへんてこだし、登場人物(動物も含め)も一風変わった者が多いが、妙に物語に引き込んでしまう恐ろしい魔力を持っているのだ。でも今回は、これまでとは異なり、小 森見という作家は、本当に不思議な作家だ。話の筋はへんてこだし、登場人物(動物も含め)も一風変わった者が多いが、妙に物語に引き込んでしまう恐ろしい魔力を持っているのだ。でも今回は、これまでとは異なり、小学四年生の子どもが主人公。それもいつも頭を働かせ、研究ノートを欠かさずつける将来有望の少年と、歯科医院に勤めるお姉さんとの淡い恋の物語なのだ。いや、突如現れたペンギンの謎、そしてこの世の始まり終わりの謎を解く、SFタッチの青春ラブロマンス小説。森見小説の中でも傑作のひとつ! …続きを読む
    kishikan
    2010年09月09日
    706人がナイス!しています
  • 郵便少年を読んで、図書館で予約した。森見作品としては、京都がでない初めての作品ではないか。ぼくはアオヤマ君のような小生意気な少年は好きでない。だから、読んでいて眠くなって、まったく読むピッチは上がらな 郵便少年を読んで、図書館で予約した。森見作品としては、京都がでない初めての作品ではないか。ぼくはアオヤマ君のような小生意気な少年は好きでない。だから、読んでいて眠くなって、まったく読むピッチは上がらなかった。でも、ぼくは読んでいくうちに、この「おっぱい」好きのアオヤマ少年の将来は、きっとバラ色のキャンパスライフを夢見て京都の大学に行くが、現実は四畳半に住むヘタれ大学生になるのだろうと思えてきた。すると、この小生意気なアオヤマ君もだんだん可愛く思えてきた。今までとは趣の違った作品だったが、最後は楽しめた。 …続きを読む
    hiro
    2011年10月22日
    598人がナイス!しています
  • きらきらしたビー玉越しに見る世界のような、子供の純粋な好奇心と説明のままならない不思議な出来事と夏の終わりに感じるようなせつなさに満ちた話だった。主人公が小学4年生といえどモリミーらしい台詞まわしにくすりと きらきらしたビー玉越しに見る世界のような、子供の純粋な好奇心と説明のままならない不思議な出来事と夏の終わりに感じるようなせつなさに満ちた話だった。主人公が小学4年生といえどモリミーらしい台詞まわしにくすりとやられっぱなしだったが、ラストでアオヤマ少年と父親の交わした台詞にやられた。「ぼくはお姉さんがたいへん好きだったんだね。」舞台が京都でなくてもくされ大学生が出てこなくても充分に面白い。最初は少し入り込みにくかったけれどね。入道雲がもくもくと空にのぼる夏本番が訪れたらもう一度ゆっくりと読み直したい。 …続きを読む
    ヒロ@いつも心に太陽を!
    2010年06月20日
    597人がナイス!しています

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