スイッチを押すとき

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784043792061
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スイッチを押すとき

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784043792061

山田悠介が描く、最高に泣ける1冊ついに文庫化!

自らの命を絶つ【スイッチ】を渡され、施設に閉じ込められている子供たち。監視員の南洋平は、四人の”7年間もスイッチを押さない子”たちに出会う。彼らと共に施設を脱走した先には非情な罠が待っていて。 自らの命を絶つ【スイッチ】を渡され、施設に閉じ込められている子供たち。監視員の南洋平は、四人の”7年間もスイッチを押さない子”たちに出会う。彼らと共に施設を脱走した先には非情な罠が待っていて。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「スイッチを押すとき」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読みの作家さんです。良い悪いは別にして、とにかく著作を多数書いている作家さんですよね。『リアル鬼ごっこ』はなぜか抵抗があったので手に取ることができず、無難?にこの作品を読みました。確かに多くの作品が 初読みの作家さんです。良い悪いは別にして、とにかく著作を多数書いている作家さんですよね。『リアル鬼ごっこ』はなぜか抵抗があったので手に取ることができず、無難?にこの作品を読みました。確かに多くの作品があらゆる方に読まれているというのはわかる作風でした。読みやすく、話の展開(流れ)もスムーズなので‘飽き’はこないと思いますが、その分、本来‘重く’受け止めて感じなければならない箇所が、サラッと流されてしまっている。そんな感じがしなくもなかったです。悩み多き年頃の学生さんは読んでみる価値は大いにあると思います。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2011年01月15日
    198人がナイス!しています
  • 自殺者を食い止めるためのプロジェクトに選ばれた少年少女と、彼らの監視員の触れ合いを描いた作品です。読み始めから、命の大切さ、生きることの意味みたいなものを謳いあげるタイプの作品かと想像しました。しかし 自殺者を食い止めるためのプロジェクトに選ばれた少年少女と、彼らの監視員の触れ合いを描いた作品です。読み始めから、命の大切さ、生きることの意味みたいなものを謳いあげるタイプの作品かと想像しました。しかし、これは、全くハズレてしまいます。高邁な理念は見られません。自分が本作品に入り込めなかったのは、自死する子供たちの悲哀を描いているものの、そこにあざとさを感じてしまうからです。本作品は、中学生ぐらいがターゲットの作品でしょうから、生きることの意味について、きっちりと書いて欲しいところです。 …続きを読む
    hit4papa
    2020年05月18日
    126人がナイス!しています
  • 2030年、青少年自殺抑制プロジェクト(YSC)センターで監視員として働く洋平。監視されている青少年たちはランダムに選ばれ、幼少期に手術を受けさせられる。そして、持たされている赤いスイッチを押すと死ぬ(自殺 2030年、青少年自殺抑制プロジェクト(YSC)センターで監視員として働く洋平。監視されている青少年たちはランダムに選ばれ、幼少期に手術を受けさせられる。そして、持たされている赤いスイッチを押すと死ぬ(自殺)。極限状態に耐えられず、ボタンを押した青少年たちは数知れず。そんな中、4人の青少年は7年もスイッチを押さずに生きている。洋平は彼らの思いも聞き、脱出を図るが…。いろいろと現実離れしすぎて、正直ついていけなかった。設定は良いとして、物語とは言え、上手く行き過ぎている。20年前の作品なので、粗が目立つ。 …続きを読む
    isry 2@積本消化中
    2025年05月31日
    100人がナイス!しています

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