旅に出よう、滅び行く世界の果てまで。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年03月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784840241922
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旅に出よう、滅び行く世界の果てまで。

  • 著者 萬屋 直人
  • イラスト 方密
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年03月10日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784840241922

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「旅に出よう、滅び行く世界の果てまで。」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 夏らしいライトノベルの作品でした。さすが?はライトノベル、読みやすくサクサクと進みました。主人公の高校生男女は、スーパーカブで旅をしています。世界は穏やかに滅びつつあり、原因は謎の「喪失症」が蔓延して 夏らしいライトノベルの作品でした。さすが?はライトノベル、読みやすくサクサクと進みました。主人公の高校生男女は、スーパーカブで旅をしています。世界は穏やかに滅びつつあり、原因は謎の「喪失症」が蔓延していることによります。「喪失症」とは人々が名前を失い、色彩も失い、やがて存在自体を失うモノです。そんな時代に'世界の果て'を目指し二人で旅する姿になんだか無性に羨ましさを感じました。世界は滅びつつも、とにかくひたすら前向きな二人に、ネガティヴなキモチも忘れてしまいます。あっさりしていて、読後感も悪くないです。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2019年07月03日
    148人がナイス!しています
  • 自分の名前が思い出せず、他者の記憶や様々な記録からも自分の名前が消え、いずれは体も消滅する「喪失症」という現象が蔓延する世界で、喪失症に罹った少年と少女が、原付バイクに乗り、自分達が消えるその日まで、 自分の名前が思い出せず、他者の記憶や様々な記録からも自分の名前が消え、いずれは体も消滅する「喪失症」という現象が蔓延する世界で、喪失症に罹った少年と少女が、原付バイクに乗り、自分達が消えるその日まで、目的地のない旅を続けていく物語。運転手兼整備士の少年と、料理長の少女が、喪失症に罹った様々な人々と出会いながら、ひたすら前へ向かって進んでいく姿が良い。野菜を食べ過ぎてお腹を壊し、少年に看病して貰ったり、滞在先で爺様達のアイドルとなった少女や、高熱に苦しむ少女を必死に病院まで連れて行った少年の姿が良かったです …続きを読む
    スズ
    2017年01月19日
    114人がナイス!しています
  • 読破。この表紙がなぁ(笑)個人的にはちょっと絵が幼い感じでマイナスポイント…って、ツッコむとこそこ?☆テイストは菊地秀行さんの、個人的には大好きな『風の名はアムネジア』。こちらは「消えていく」という設定 読破。この表紙がなぁ(笑)個人的にはちょっと絵が幼い感じでマイナスポイント…って、ツッコむとこそこ?☆テイストは菊地秀行さんの、個人的には大好きな『風の名はアムネジア』。こちらは「消えていく」という設定で旅のお供に少女つきとグレードはラノベ仕様になっとります(笑)あちらは未来に少しばかり希望のある終わり方でしたが、こちらは個人には希望はないけれど、僅かばかり、「その人」がいたんだぞという存在証明の残るエンディング。こういう味わいは好きですね。サイエンスファンタジーがお好きな方にはオススメです。 …続きを読む
    七色一味
    2015年03月23日
    74人がナイス!しています

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