当マイクロフォン

当マイクロフォン

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年06月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738569

当マイクロフォン

  • 著者 三田 完
  • イラスト 木内 達朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年06月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738569

昭和の男の放埒な人生を流麗な筆致で描く、俳風評伝小説!

昭和28年NHK入局、のちにラジオ界屈指の語り手となった男、中西龍。若い頃から風狂で型破り、仕事の鬼となるいっぽうで、遊郭に入り浸り、地回りと揉め、地方局を転々とした。語りに生きた男の波瀾の一生涯を描 昭和28年NHK入局、のちにラジオ界屈指の語り手となった男、中西龍。若い頃から風狂で型破り、仕事の鬼となるいっぽうで、遊郭に入り浸り、地回りと揉め、地方局を転々とした。語りに生きた男の波瀾の一生涯を描

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「当マイクロフォン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 久喜市立鷲宮図書館の本。2008年6月初版。著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれた書き下ろしフィクション。【唄に思い出が寄り添い、思い出に唄は語りかけ、そのようにして歳月はしずかに流れていきま 久喜市立鷲宮図書館の本。2008年6月初版。著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれた書き下ろしフィクション。【唄に思い出が寄り添い、思い出に唄は語りかけ、そのようにして歳月はしずかに流れていきます。皆様こんばんは、中西龍でございます。】名調子が耳に蘇る❗ …続きを読む
    chuji
    2018年06月10日
    1人がナイス!しています
  • 『日本のメロディー』の語り口 正直苦手だった 鬼平のナレーション 息の継ぎ目が性に合わない でも心に残る語り口 不思議なセンチメンタル龍さんのリアルでファンタジックな生涯 喉仏が砕けても声は残る 『日本のメロディー』の語り口 正直苦手だった 鬼平のナレーション 息の継ぎ目が性に合わない でも心に残る語り口 不思議なセンチメンタル龍さんのリアルでファンタジックな生涯 喉仏が砕けても声は残る
    yuzuriha satoshi
    2012年02月02日
    1人がナイス!しています
  • 中西龍。ナレーションを話芸にまで高めたNHKの名物アナウンサー。でもその実は火宅の人ともいえる生涯だった。ある年代以上なら、あの声を覚えていると思うが、そこからは想像もできない、女性遍歴と、おのれの出自 中西龍。ナレーションを話芸にまで高めたNHKの名物アナウンサー。でもその実は火宅の人ともいえる生涯だった。ある年代以上なら、あの声を覚えていると思うが、そこからは想像もできない、女性遍歴と、おのれの出自に関する、コンプレックスがあった。その中で苦悶する姿が、龍さんの作った詩や俳句のなかから浮かび上がるような描き方がいい。一方で、裏ストーリーとして、NHKという巨大な奇妙な果実の内幕も暴露している。 …続きを読む
    梅薫庵
    2011年09月01日
    0人がナイス!しています

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