姥捨てバス

姥捨てバス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784048380010
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姥捨てバス

  • 著者 原 宏一
  • カバーイラスト 村田 善子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784048380010

「子どもを捨てることにしました」姥一同より

運転手の俺は、「姥捨てバス」らしいというデマを逆手にとって年寄りを山の中の鄙びた旅館に連れて行くツアーで一儲けしようとする相棒に振り回されっぱなし。だが、数日後、ツアー客の婆さん全員がいなくなった! 運転手の俺は、「姥捨てバス」らしいというデマを逆手にとって年寄りを山の中の鄙びた旅館に連れて行くツアーで一儲けしようとする相棒に振り回されっぱなし。だが、数日後、ツアー客の婆さん全員がいなくなった!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「姥捨てバス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最近お気に入りの原さん。話の着想は見事!面白いアイデアだなぁ。現実的にはあり得ないだろうけど世のお年寄りが少なからずこんな事を悩んでるのでは?と思ったり。話の展開は早いのでサクサク読了! 最近お気に入りの原さん。話の着想は見事!面白いアイデアだなぁ。現実的にはあり得ないだろうけど世のお年寄りが少なからずこんな事を悩んでるのでは?と思ったり。話の展開は早いのでサクサク読了!
    りょうこ
    2014年07月10日
    47人がナイス!しています
  • すっかり忘れていて再読。姥捨山でツアー客が行方不明に。 この頃の原宏一さんの小説の根底のグレーな色は、なかなかなものです。万人受けはしないけど、よく描ききったなという感じで。 すっかり忘れていて再読。姥捨山でツアー客が行方不明に。 この頃の原宏一さんの小説の根底のグレーな色は、なかなかなものです。万人受けはしないけど、よく描ききったなという感じで。
    ジュール リブレ
    2019年09月14日
    36人がナイス!しています
  • 旅行業の許可を得ず運営していたツアー企画が「姥捨てバスツアー」と呼ばれるようになって‥という話。子ども夫婦と暮らし「生きながら死んでいる状態」(飼い殺し的扱い)を強いられている状況が"現代版姥捨て"だという部分に 旅行業の許可を得ず運営していたツアー企画が「姥捨てバスツアー」と呼ばれるようになって‥という話。子ども夫婦と暮らし「生きながら死んでいる状態」(飼い殺し的扱い)を強いられている状況が"現代版姥捨て"だという部分には納得。何でも慎重過ぎてウジウジしがちな主人公より、豪快な相棒の方が好きだな。「どうせ捨てられるなら、自分自身の意志で潔く捨てられてやろう。それが自分が育てた子どもに対する最後の母心ではないか」というお婆さん達の決心には、なぜかとても申し訳なくなる。。自分が捨てる訳じゃないのに(笑) …続きを読む
    ふ~@豆板醤
    2016年09月24日
    32人がナイス!しています

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