推定少女

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044281038
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推定少女

  • 著者 桜庭 一樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044281038

直木賞作家の、初期傑作青春ノヴェル

あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ、と思っていた巣籠カナと、自称「宇宙人」の少女・白雪の逃避行がはじまった――桜庭一樹ブレイク前夜の傑作、幻のエンディング3パターンもすべて収録!! あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ、と思っていた巣籠カナと、自称「宇宙人」の少女・白雪の逃避行がはじまった――桜庭一樹ブレイク前夜の傑作、幻のエンディング3パターンもすべて収録!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「推定少女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 健康的に中二病を患った中三少女の逃避行の物語。宇宙人か精神病者か不明な美少女と拳銃片手に大暴れ。銃を撃つは宇宙人が出るはで大騒ぎ。読んでいて気恥ずかしいのは良く描けているからだろう。成長の一時期、誰で 健康的に中二病を患った中三少女の逃避行の物語。宇宙人か精神病者か不明な美少女と拳銃片手に大暴れ。銃を撃つは宇宙人が出るはで大騒ぎ。読んでいて気恥ずかしいのは良く描けているからだろう。成長の一時期、誰でもこんな風になったよね?子供から見る大人はうざい。頭ごなしに押し付けてくる大人、やたらと子供をおだてて共感する振りをする大人。どちらにも馴染めず苦悩する少女。感性が若くて伸び伸びしている。 …続きを読む
    absinthe
    2023年10月18日
    166人がナイス!しています
  • ぼくには女の子の経験はない(が、男の子だったことはある)。だから、思春期の女の子特有の(というのがあるかどうかは別として)悩みはとんと分からない。でも中学生の頃、偉いと言われる人達から「君たちには無限 ぼくには女の子の経験はない(が、男の子だったことはある)。だから、思春期の女の子特有の(というのがあるかどうかは別として)悩みはとんと分からない。でも中学生の頃、偉いと言われる人達から「君たちには無限の可能性がある」などと言われると、年々選択肢が少なくなり、それも常に競争にさらされ、毎日が戦争の僕たちの今を思うと、「何言ってるんだ」とこみ上げる怒りを堪えていた。「砂糖菓子・・・」もそうだけど、桜庭さんは、そんな思春期の子供たちの思いを描くのが上手い。SF、メタファー、いろんな要素があるけど感銘を受ける書。 …続きを読む
    kishikan
    2016年05月11日
    120人がナイス!しています
  • この頃の桜庭一樹さんの作品が好きです。ことばが瑞々しくて、感性的で。大人になりきれない、なりたくない少年少女がよく描かれています。訳もなく父親に反抗して母に悪態をついていた頃を思い出しました。 この頃の桜庭一樹さんの作品が好きです。ことばが瑞々しくて、感性的で。大人になりきれない、なりたくない少年少女がよく描かれています。訳もなく父親に反抗して母に悪態をついていた頃を思い出しました。
    ゴンゾウ@新潮部
    2021年10月20日
    105人がナイス!しています

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著者紹介

桜庭 一樹(さくらば・かずき)

2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受ける。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。『GOSICK-ゴシック-』シリーズは人気を博し、長篇8巻短篇集4巻が刊行、アニメ化された。続刊として『GOSICK RED』『GOSICK BLUE』『GOSICK PINK』も刊行中。他の著書に『道徳という名の少年』『推定少女』『赤×ピンク』『ほんとうの花を見せにきた』『このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集』『少女七竈と七人の可愛そうな大人』『無花果とムーン』など。

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