古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784043574186
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古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 編者 中島 輝賢
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784043574186

一一〇〇年の時を経て伝わるやまと歌の響きにふれてみませんか。

四季の移ろいに心をふるわせ、恋におののく。現代人と変わらない痛切な想いを、1100年以上前の平安時代の男女は和歌という五・七・五・七・七の三十一文字に込めて歌い上げた。本書では、古今和歌集20巻、約1100首の中から精選した歌を70首余取り上げて丁寧に解説。「倭歌は、人の心を種として、よろづことの言の葉とぞなれりける」と、冒頭の仮名序に記す古今和歌集の魅力を存分に味わえる一冊。ふりがな付きで朗読にも最適。 四季の移ろいに心をふるわせ、恋におののく。現代人と変わらない痛切な想いを、1100年以上前の平安時代の男女は和歌という五・七・五・七・七の三十一文字に込めて歌い上げた。本書では、古今和歌集20巻、約1100首の中から精選した歌を70首余取り上げて丁寧に解説。「倭歌は、人の心を種として、よろづことの言の葉とぞなれりける」と、冒頭の仮名序に記す古今和歌集の魅力を存分に味わえる一冊。ふりがな付きで朗読にも最適。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

仮名序

巻第一 春歌上
巻第二 春歌下
巻第三 夏歌
巻第四 秋歌上
巻第五 秋歌下
巻第六 冬歌
巻第七 賀歌
巻第八 離別歌
巻第九 羇旅歌
巻第十 物名
巻第十一 恋歌一
巻第十二 恋歌二
巻第十三 恋歌三
巻第十四 恋歌四
巻第十五 恋歌五
巻第十六 哀傷歌
巻第十七 雑歌上
巻第十八 雑歌下
巻第二十 大歌所御歌
巻第二十 東歌

解説
付録
コラム

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「古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 巻頭のカラー写真「吉野龍田図」が素敵!和歌の世界のイメージそのもの。美しい光景を一枚の絵のように思い描けるのが和歌の醍醐味だと思う。本書は70首とそれに関する歌が掲載されている。古今和歌集には同じテーマ 巻頭のカラー写真「吉野龍田図」が素敵!和歌の世界のイメージそのもの。美しい光景を一枚の絵のように思い描けるのが和歌の醍醐味だと思う。本書は70首とそれに関する歌が掲載されている。古今和歌集には同じテーマで似たような歌が幾つもあるので、歌を比較できるこの構成は嬉しい。コラムや挿絵も楽しめる。世の中はどうであれ「私はこう生きている」というような、自らの心の有り様が強く詠まれているのを古今和歌集の歌から感じる。仮名序にも「人の心を種として…」とある。心にあるのは花なのか、月なのか…歌を通して見えるのは自分の心。 …続きを読む
    Mijas
    2017年05月23日
    53人がナイス!しています
  • 古今集には千以上の歌が収められている。代表的なものを選び一首ずつ解説してくれるのは、素養のない自分にはありがたい。古今集の歌風は耽美的であり、また理知的なのだという。貴族的、遊戯的な印象が強いというこ 古今集には千以上の歌が収められている。代表的なものを選び一首ずつ解説してくれるのは、素養のない自分にはありがたい。古今集の歌風は耽美的であり、また理知的なのだという。貴族的、遊戯的な印象が強いということだろうか。ともあれ、様々な技巧によって鮮やかなイメージを作り出していることは自分にも感じられた。僧正遍昭が常康親王との別れを惜しんで詠んだ「山風に桜吹きまき乱れなむ花のまぎれにたちとまるべく」という離別歌が好きだ。今の季節なら「夏と秋と行きかふ空の通ひ路はかたへ涼しき風や吹くらむ」という歌がぴったりだ。 …続きを読む
    buuupuuu
    2024年09月15日
    28人がナイス!しています
  • 五島美術館で開催されている「古今和歌集を愛でる」展にあわせて手に取った。このシリーズ、本当に良い。これまで古典には全然興味がなく、スルーしていたが、読みやすい分量と簡易な解説で和歌の概要がわかった気に 五島美術館で開催されている「古今和歌集を愛でる」展にあわせて手に取った。このシリーズ、本当に良い。これまで古典には全然興味がなく、スルーしていたが、読みやすい分量と簡易な解説で和歌の概要がわかった気になれた。四季、恋愛、別れ、旅、賀など、日本人が心を動かされる場面で詠まれた歌に接し、日本人の血が流れていることを改めて認識。色恋好き過ぎな気はするが…。きれいだなと思ったのは、紀貫之の「櫻花散りぬる風のなごりには水なき空に波ぞ立ちける」 …続きを読む
    ひと
    2023年04月16日
    28人がナイス!しています

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