- 著者 大崎 善生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年09月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043740031
孤独か、それに等しいもの
- 著者 大崎 善生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年09月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784043740031
孤独の先にある微かな光を映し出す、奇跡の短編集。
今日一日をかけて、私は何を失っていくのだろう――。憂鬱にとらえられてしまった女性の心を繊細に描き出し、灰色の日常に柔らかな光をそそぎこむ奇跡の小説、全五篇。明日への一歩を後押しする作品集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「孤独か、それに等しいもの」感想・レビュー
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悪い意味ではなく、観念的な小説だったように思う。主人公たちはとてもよく考える。考えすぎて何処かに歪みやひび割れが生まれる。自らを閉じ込めてしまう。解放されたいと切に思う。孤独というのは誰かと一緒にいる …続きを読む2016年09月18日89人がナイス!しています
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『孤独』をテーマにした5編の短編。孤独はひとりひとりの胸の中に秘めているもので、他人の理解を得ることは難しい。大切な人が残してくれた大切な言葉が、生き残った人を、縛ってしまったり、救ってもくれることの …続きを読む2017年12月20日52人がナイス!しています
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何度も何度も、喪失感に流されてしまいそうになる。物語から受け取る感情があまりにも強すぎて、儚くて、寂しくて。自分を見ているような、酷く不安定な気持ちにさらされる。表現豊かな日本語の中にもないような、そ …続きを読む2012年08月27日45人がナイス!しています