編集者国木田独歩の時代

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年12月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784047034174
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編集者国木田独歩の時代

  • 著者 黒岩 比佐子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年12月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784047034174

日露戦争で日本初の写真報道雑誌が大成功! 自然主義作家が燃えた編集人生

自然主義作家・国木田独歩は、優れた編集者としての一面をもち、日露戦争期に爆発的な人気を博したグラフ誌を創刊・発行した。独歩の編集者としての半生を綿密に追い、活気あふれる明治の時代を描き出す。

〈目次〉
序章 独歩社という「自由の国」

第一章 ジャーナリストとしての出発

第二章 『東洋画報』誕生

第三章 戦争報道メディアへの展開

第四章 近事画報社の黄金期

第五章 独歩社の旗揚げ

第六章 「破産」と謎の女写真師

第七章 失意と名声のなかで

終章 時代に先駆けすぎた独歩

主要参考文献

国木田独歩略年譜

あとがき

扉図版説明

人名索引
自然主義作家・国木田独歩は、優れた編集者としての一面をもち、日露戦争期に爆発的な人気を博したグラフ誌を創刊・発行した。独歩の編集者としての半生を綿密に追い、活気あふれる明治の時代を描き出す。

〈目次〉
序章 独歩社という「自由の国」

第一章 ジャーナリストとしての出発

第二章 『東洋画報』誕生

第三章 戦争報道メディアへの展開

第四章 近事画報社の黄金期

第五章 独歩社の旗揚げ

第六章 「破産」と謎の女写真師

第七章 失意と名声のなかで

終章 時代に先駆けすぎた独歩

主要参考文献

国木田独歩略年譜

あとがき

扉図版説明

人名索引

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「編集者国木田独歩の時代」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • グラフ誌の編集者としての国木田独歩に光をあてたノンフィクション。なかなかイメージが結びつかないが「婦人画報」はこの人が創刊したらしい。へえ。 グラフ誌の編集者としての国木田独歩に光をあてたノンフィクション。なかなかイメージが結びつかないが「婦人画報」はこの人が創刊したらしい。へえ。
    じゅんいち
    2010年05月23日
    2人がナイス!しています
  • 「武蔵野」を筆頭に小説家で名高い国木田独歩。しかし、それは彼のほんの一部分でしかない。現在も続く「婦人画報」の創刊者が国木田独歩というだけではなく、「アサヒグラフ」に先立つこと20年前に「東洋画報」を創 「武蔵野」を筆頭に小説家で名高い国木田独歩。しかし、それは彼のほんの一部分でしかない。現在も続く「婦人画報」の創刊者が国木田独歩というだけではなく、「アサヒグラフ」に先立つこと20年前に「東洋画報」を創刊し、小説家というよりはむしろ編集者として様々な斬新なアイディアを新たなメディアに取り込むべく活動していたというのは新たな発見であった。また、田山花袋をはじめとする当時の文筆家たちとの交流も理解できたが、有名な佐々木信子との熱愛がほんの一瞬なのに比べ、その後、妻となり苦労を共にした治子の物語が断然興味深い。 …続きを読む
    Junya Akiba
    2021年07月23日
    1人がナイス!しています
  • i038、日清日露の時代に『戦時画報』という雑誌が非常に好評であって、あとの評価はなんとなく全て薄ぼけているような人で、逆に極端な賛美に晒されてることもあるのかなぁ? 本の端々からそれが伝わってくるよ i038、日清日露の時代に『戦時画報』という雑誌が非常に好評であって、あとの評価はなんとなく全て薄ぼけているような人で、逆に極端な賛美に晒されてることもあるのかなぁ? 本の端々からそれが伝わってくるような(著者さんは賛同してたり反論してたり)、まあ、晩年に売れたことと社会的地位にある人らに好意を寄せられていたことなどは本当かな…。ただ戦時中とはいえ月3回でトータル20万部売ってたらある程度の評価はあるよね、多分時代そのものの評価が曖昧なんだろうな、小説は日本一と言われるもののほとんど出てきません。あははw …続きを読む
    rbyawa
    2018年07月23日
    1人がナイス!しています

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