145gの孤独

145gの孤独

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年05月30日
判型:
四六判
ページ数:
400
ISBN:
9784048736923

145gの孤独

  • 著者 伊岡 瞬
  • デザイン 角川書店装丁室 高柳雅人
  • デザイン 角川書店装丁室
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年05月30日
判型:
四六判
ページ数:
400
ISBN:
9784048736923

第25回横溝正史ミステリ大賞受賞第一作!

プロ野球の投手として活躍していた倉沢は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後彼が始めた仕事「付き添い屋」には、奇妙な依頼をする客が次々と訪れてきて…。第25回横溝正史ミステリ大賞受賞第一作。 プロ野球の投手として活躍していた倉沢は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後彼が始めた仕事「付き添い屋」には、奇妙な依頼をする客が次々と訪れてきて…。第25回横溝正史ミステリ大賞受賞第一作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「145gの孤独」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • プロ野球の投手だった倉沢は対戦打者西野のこめかみにデッドボールをあて彼の選手生命を奪ってしまう。倉沢自身もそれ以来肝心なところで決められず引退に追い込まれる。そして選んだ第2の人生、便利屋。そこに「付 プロ野球の投手だった倉沢は対戦打者西野のこめかみにデッドボールをあて彼の選手生命を奪ってしまう。倉沢自身もそれ以来肝心なところで決められず引退に追い込まれる。そして選んだ第2の人生、便利屋。そこに「付き添い屋」の依頼が舞い込む。最初は倉沢のジョーク混じりの軽薄な言い回しが苦手で苦戦するも、後半はそれがテンポにのって軽快に思えてくる。次第に深刻な展開も…一緒に事務所をやっていると思っていたあの西野は…。でも最後には明るさを見いだせてホッとする。 …続きを読む
    モルク
    2025年01月05日
    92人がナイス!しています
  • 設定は魅力的だが完成度がいまひとつといった感じ。 設定は魅力的だが完成度がいまひとつといった感じ。
    takaC
    2018年05月07日
    66人がナイス!しています
  • 著者の作品を読むのは何作目だろう? 今までのイメージとは少し違った感じだった。2005年『いつか、虹の向こうへ』で 第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞し作家デビューし、本著が受賞第一作との事な 著者の作品を読むのは何作目だろう? 今までのイメージとは少し違った感じだった。2005年『いつか、虹の向こうへ』で 第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞し作家デビューし、本著が受賞第一作との事なので、著者の2作目の作品なのか。時間軸からすれば本著は初期の作品だったんだ。主人公・倉沢修介は元プロ野球選手、今は便利屋。軽快なトーク、ポンポンと飛び出すギャグ、軽妙な切り返し、テンポ良く心地良くストーリーは展開して行く。終盤に近づくとチョッと深刻な展開、しかし登場人物のキャラが立っていて面白かった。 …続きを読む
    薦渕雅春
    2021年01月05日
    32人がナイス!しています

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