対談集 妖怪大談義

対談集 妖怪大談義

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048839259

対談集 妖怪大談義

  • 著者 京極 夏彦
  • デザイン 片岡 忠彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048839259

日本人にとって妖怪とは、怪異とは何なのか? 15人と語りに語った、対談

師匠・水木しげるに始まり、養老孟司、中沢新一、宮部みゆき、夢枕獏、大塚英志、高田衛、小松和彦、西山克、唐沢なをき……怪異をこよなく愛する様々なジャンルの15人と日本について、妖怪について語り尽くす 師匠・水木しげるに始まり、養老孟司、中沢新一、宮部みゆき、夢枕獏、大塚英志、高田衛、小松和彦、西山克、唐沢なをき……怪異をこよなく愛する様々なジャンルの15人と日本について、妖怪について語り尽くす

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「対談集 妖怪大談義」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 京極さんと妖怪マニアの方々との対談集。文化だけでなく、信仰や政治などにも妖怪が深く絡んでいたことがわかります。それぞれの方の考察がとても深いので、とにかく濃いですね。妖怪について色々な切り口で語り合う 京極さんと妖怪マニアの方々との対談集。文化だけでなく、信仰や政治などにも妖怪が深く絡んでいたことがわかります。それぞれの方の考察がとても深いので、とにかく濃いですね。妖怪について色々な切り口で語り合うのも興味深かったです。 …続きを読む
    優希
    2018年01月17日
    92人がナイス!しています
  • 【日本の夏は、やっぱり怪談・和編】扉本として。京極夏彦と14の妖怪談義で広がる怪異の意識には圧倒されます。妖怪とは都市化と関連する「脳化社会の妖怪たち」(養老孟司)、民俗学の変遷「妖怪と怪異の神髄」(山 【日本の夏は、やっぱり怪談・和編】扉本として。京極夏彦と14の妖怪談義で広がる怪異の意識には圧倒されます。妖怪とは都市化と関連する「脳化社会の妖怪たち」(養老孟司)、民俗学の変遷「妖怪と怪異の神髄」(山田野理夫)は特に興味深く読みました。妖怪と人間の関係に深さにはあらためて感動!するとともに、かつて神であった存在という捉え方(柳田国男)も捨てがたく、「流刑の神々」や「北欧の神話と伝説」を懐かしく思い出しました。大塚英志との対談で以前読んだ「松岡國男妖怪退治」をやっと理解できました。資料系ですが、おススメ。 …続きを読む
    ワッピー
    2021年06月05日
    35人がナイス!しています
  • 再読です。対談集ですが、どこから読んでも妖怪です。マニアの方々と対談してますからね。文化のみならず、信仰や政治までも妖怪と深く関係していた。それぞれの考察が深いのでとにかく濃い対談になっていると言える 再読です。対談集ですが、どこから読んでも妖怪です。マニアの方々と対談してますからね。文化のみならず、信仰や政治までも妖怪と深く関係していた。それぞれの考察が深いのでとにかく濃い対談になっていると言えるでしょう。 …続きを読む
    優希
    2023年12月30日
    33人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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