さよならの空

さよならの空

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048735919

さよならの空

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048735919

夕焼より大切なものなんて・・・・・・。

オゾンホールの拡大を食い止めるために開発された化学物質・ウエアジゾン。しかし夕焼の色が消えてしまうという思わぬ副作用が。開発者テレサはある目的を達するために日本へ旅だった。 オゾンホールの拡大を食い止めるために開発された化学物質・ウエアジゾン。しかし夕焼の色が消えてしまうという思わぬ副作用が。開発者テレサはある目的を達するために日本へ旅だった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「さよならの空」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 近未来に実際に起こるかもしれない、オゾンホールの極以外での発生。地表面にまで到達する極めて有害なUV-C波。オゾン層破壊の主原因フロンガスを分解させる物質ウェアジゾン、これを散布する事により被害を防止する 近未来に実際に起こるかもしれない、オゾンホールの極以外での発生。地表面にまで到達する極めて有害なUV-C波。オゾン層破壊の主原因フロンガスを分解させる物質ウェアジゾン、これを散布する事により被害を防止する事ができるが、これには夕焼けを消してしまう副作用が、そして思わぬもう一つの問題が。物質の開発者であるテレサと彼女の日本での用事を手助けするトモルとキャラメルボーイ、不思議な人と人とのふれあいと失った物の大切さを教えてくれた様に思います。未来の話なんですが、どこか昔の話の様にも思える朱川節が不思議な感じ→ …続きを読む
    けい
    2014年08月23日
    66人がナイス!しています
  • 朱川さんらしさが控えめで吃驚しました。朱川さんだと思わなければ、なかなか良い話でしたが、朱川作品は傑作ぞろいなので、他の作品に比べるとイマイチかなぁと感じてしまいました。それでも、アメリカ人の科学者の 朱川さんらしさが控えめで吃驚しました。朱川さんだと思わなければ、なかなか良い話でしたが、朱川作品は傑作ぞろいなので、他の作品に比べるとイマイチかなぁと感じてしまいました。それでも、アメリカ人の科学者のおばあさんと日本の少年という主人公の設定や、夕焼けをキーポイントにしている点は好感が持てました。 …続きを読む
    財布にジャック
    2011年02月28日
    57人がナイス!しています
  • 読破。──と、書いてからちょっと困ってます。良かったのは、間違いないんですが、なんだかちょっと素直に感想が出てこないんですね。 私的には──あくまで私的には、ですが──。移動性オゾンホールにウェアジゾン──設 読破。──と、書いてからちょっと困ってます。良かったのは、間違いないんですが、なんだかちょっと素直に感想が出てこないんですね。 私的には──あくまで私的には、ですが──。移動性オゾンホールにウェアジゾン──設定の仕方によっては本格(またはハード)SF作品でも書けるネタ。でも一緒の鍋に入れられたのがセンチメンタリズム。だからなのか、もう一つ、つかみ所のない感じがしているのではないかと…。決して悪い作品ではないことは間違い無いですし、他の方の評価もよいですので、安心して読んでいただける作品なんですが…。ねぇ… …続きを読む
    七色一味
    2011年12月02日
    40人がナイス!しています

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