- 著者 篠田 節子
- イラスト 山田 りえ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041959039
妖櫻忌
- 著者 篠田 節子
- イラスト 山田 りえ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041959039
大輪の華を咲かせるために、摘み取られたのは、わたし。
著名な女流作家、大原鳳月が死んだ。彼女の死を悼む編集者のもとに、大原の秘書、若桑律子が大原をモデルに綴った原稿を持ってくるが……朽ちる女たちの、死してなお消えない愛執の念を描いた意欲作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「妖櫻忌」感想・レビュー
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この小説の着想の元になったのは、まず篇中にも何度か登場するモーツアルトの遺作となった「レクイエム」である。すなわち、全曲の半ばで息を引き取ったモーツアルトの後を受けて、凡庸な(?)弟子のジェスマイヤー …続きを読む2018年02月02日319人がナイス!しています
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今月入って篠田節子氏は3冊目。他の2作に比べるとハマらなかったかな。ホラーではなくサスペンス仕立てなら印象全然違ってくるんだろうけどそうなると違う話になっちゃうからね。とにかく魅力ある登場人物が居なく …続きを読む2019年08月23日56人がナイス!しています
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女流作家・大原鳳月が若手演出家と焼死した。編集者の堀口は、鳳月の秘書の若桑律子に、鳳月の数奇な生涯を書くように勧める。ところが律子の文章は鳳月のものにそっくりだった。鳳月と律子の関係は?カラクリがある …続きを読む2018年02月07日29人がナイス!しています