- 訳者 原田 宗典
- 著者 原田 宗典
- デザイン 原 研哉
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784041762165
何の印象もない女
- 訳者 原田 宗典
- 著者 原田 宗典
- デザイン 原 研哉
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784041762165
「声に出して読みたい」ちょっと不思議なお伽話
一匹の虫ではなくて、今度は一台の顕微鏡に変身してしまったグレゴール・ザムザ。何から何まで中途半端でなくては気がすまない街。声に出して読みたいちょっと不思議なお伽話を集めたオリジナル短篇集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「何の印象もない女」感想・レビュー
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短編集。著者特有の視点での世界観が良い。短い中にユーモアがあり、オチもある。静かな文書なのだがパンチある作品が多い。あっという間にサクッと読めちゃうこの短編。「中途半端な街」なんて物語まで中途半端で終 …続きを読む2017年02月09日58人がナイス!しています
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★★☆私が好きな原田宗典さんの短編集。なんともとりとめのない話が多かったが、『僕の国』は幻想的で好きでした。『中途半端な街』もホントに中途半端で笑ってしまった。『男と女の最も短い関係』は3行しかないとい …続きを読む2016年08月27日9人がナイス!しています
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「九つの物語」「僕の国」も当然良かったのだが、やはり「中途半端な街」が抜群に良かった。ともすれば不気味すぎる「何もかもが中途半端な街」という世界があれだけコミカルに、思わず吹き出してしまいそうなくらい …続きを読む2010年12月22日6人がナイス!しています