パイロットフィッシュ

2002年 第23回 吉川英治文学新人賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043740017

2002年 第23回 吉川英治文学新人賞

パイロットフィッシュ

  • 著者 大崎 善生
  • デザイン 鈴木成一デザイン室
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2004年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043740017

優しさの限りない力を描いた永遠の青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。

かつての恋人から19年ぶりにかかってきた一本の電話。アダルト雑誌の編集長を務める山崎がこれまでに出会い、印象的な言葉を残して去っていった人々を追想しながら、優しさの限りない力を描いた青春小説。

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「パイロットフィッシュ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 都会の中心部にいながら(あるいはそうであるからこそ)寂寥感と孤独感が小説の全編にわたって支配的である。背景となる音もまた微弱だし、語られる声も常に大きくはない。そのことは、主人公であり物語の語り手であ 都会の中心部にいながら(あるいはそうであるからこそ)寂寥感と孤独感が小説の全編にわたって支配的である。背景となる音もまた微弱だし、語られる声も常に大きくはない。そのことは、主人公であり物語の語り手である「僕」が近しい2人の人物(近親者ではない)と故郷に残してきた犬を喪い、2人の女性が彼の元を去っていったことによる喪失感の故であるのかも知れない。エンディングもまた、「僕」はこれから七海と結婚しようとしているにも関わらず、視点は失われた過去の方に引きずられているのである。「さよなら」こそがキー・ワードなのか。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2019年05月18日
    428人がナイス!しています
  • 別れを テーマにした 僕と由希子の 青春の物語である。19年の年月を超えた 二人の物語は 清冽で なぜか懐かしい。 村上春樹の世界にも どこか似て、 二人の間は 脆く 危うげで、あっけない別れが 妙に 別れを テーマにした 僕と由希子の 青春の物語である。19年の年月を超えた 二人の物語は 清冽で なぜか懐かしい。 村上春樹の世界にも どこか似て、 二人の間は 脆く 危うげで、あっけない別れが 妙に心に痛い。記憶の残像に縛られながら、 今を生きる僕…そして 19年ぶりの再会は …青春の思い出をさらりと 描いた、二人の 恋の物語だった。 …続きを読む
    遥かなる想い
    2018年10月29日
    228人がナイス!しています
  • およそ9年ぶりの再読でしたが、改めてこんなにステキな作品だったとはというのが、正直な感想です。初めて読んだトキも「いい作品だなぁ」と漠然には思いましたが、年月を経て、改めて読み返すと色んな場面の描写や およそ9年ぶりの再読でしたが、改めてこんなにステキな作品だったとはというのが、正直な感想です。初めて読んだトキも「いい作品だなぁ」と漠然には思いましたが、年月を経て、改めて読み返すと色んな場面の描写やセリフ、文章がココロに優しく刻まれます。作風としては、村上春樹さんをわかりやすく、読みやすくしたような感じで出てくる登場人物が、とても魅力的です。ハッピーな作品なのかと問われると、正直解釈はバラバラになるかと思われますが、私は好きな読後感で『一度出会った人間は、二度と別れることはできない』が好きな文章でした。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2020年05月14日
    140人がナイス!しています

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