ハグルマ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年03月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043693016
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ハグルマ

  • 著者 北野 勇作
  • デザイン AD Second:Inc
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年03月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043693016

現実とゲームの世界に狭間はあるのだろうか・・・

ゲーム開発会社に勤める男。彼は今まで経験したことがない程リアルなゲームの開発を命じられる。それは自殺した彼の同僚が会社に内緒で開発していたというものだった。ドグラ・マグラ的狂気が炸裂する破滅的ホラー! ゲーム開発会社に勤める男。彼は今まで経験したことがない程リアルなゲームの開発を命じられる。それは自殺した彼の同僚が会社に内緒で開発していたというものだった。ドグラ・マグラ的狂気が炸裂する破滅的ホラー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ハグルマ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 転落死した同僚の開発していたゲームを引き継いだ主人公、ただゲームをプレイしているうちに。といういわば現実と幻想をまたぐ物語であるが、こういった作品は結構幻想内部と現実が分けられているのが多い印象。ただ 転落死した同僚の開発していたゲームを引き継いだ主人公、ただゲームをプレイしているうちに。といういわば現実と幻想をまたぐ物語であるが、こういった作品は結構幻想内部と現実が分けられているのが多い印象。ただこの作品はどこがゲームでどこが現実か、その境界があいまいになってきて、仕舞には実際起っているのか主人公の狂気かも曖昧になる。こういう虚実が曖昧になる作品好きだし、それが著者独特の文体で紡がれるとさらに曖昧さが増すような気もする。よってストーリーを追うのは難しく、人の脳内を覗き込んだような嫌な感じを受けました。 …続きを読む
    HANA
    2020年09月18日
    58人がナイス!しています
  • あらすじと共に書かれていた「ドグラマグラ的狂気の宴がここに!」というフレーズにつられて手にとったのですが、読んで納得、この本は狂気に溢れています。夜中に読んでいたのですがひたすらに不気味で言葉にできな あらすじと共に書かれていた「ドグラマグラ的狂気の宴がここに!」というフレーズにつられて手にとったのですが、読んで納得、この本は狂気に溢れています。夜中に読んでいたのですがひたすらに不気味で言葉にできないような心地悪さを感じました。どこからが現実で、どこからがゲームの世界なのか境目がまったくわからず、むしろゲームの世界すらあったのか怪しく感じるほどでした。ただこの気持ち悪さがずっと続き、あまりストーリー的に変化もなかったので最後の方は惰性で読み続けてしまいました。グロい描写なんかは結構好みだったのですが… …続きを読む
    2013年05月09日
    26人がナイス!しています
  • 北野さんの作品は「きつねのつき」しか読んだことがなかったのでまず表紙に驚き、さらに裏表紙にあった「ドグラ・マグラ的狂気の宴」という謳い文句に惹かれ、図書館からお借りしてきました。生理的気持ち悪さは多少 北野さんの作品は「きつねのつき」しか読んだことがなかったのでまず表紙に驚き、さらに裏表紙にあった「ドグラ・マグラ的狂気の宴」という謳い文句に惹かれ、図書館からお借りしてきました。生理的気持ち悪さは多少ありますが、わけのわからないもの、という感じで怖さはあまり感じることはなく、文字数などの言葉遊びはありますが、するすると平坦な感じでラストまで読んでしまいました。ドグラマグラはちょっと言い過ぎのような…。怖さより得体のしれない気持ち悪さを楽しめる方にはよさそうです。 …続きを読む
    aquamarine
    2013年08月02日
    19人がナイス!しています

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