迷宮逍遥

迷宮逍遥

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年08月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784048837675

迷宮逍遥

  • 著者 有栖川 有栖
  • 装丁 大路 浩実
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年08月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784048837675

ミステリ評論家・有栖川有栖のすべて

デビュー前、「同志社大学推理小説研究会OB」の肩書きで、本名で執筆した鮎川哲也氏への憧憬の念あふれる解説をはじめ、有栖川氏がこれまでに執筆した多岐にわたる評論のすべてを収録する、ファン待望の評論集! デビュー前、「同志社大学推理小説研究会OB」の肩書きで、本名で執筆した鮎川哲也氏への憧憬の念あふれる解説をはじめ、有栖川氏がこれまでに執筆した多岐にわたる評論のすべてを収録する、ファン待望の評論集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「迷宮逍遥」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本当は文庫で読んだのだけれど、データがないのでこちらで。表紙の赤い花と鍵の組み合わせがとても美しい。有栖川有栖氏がデビュー前も含めて様々な作品に書いた解説を集めた本。解説も面白かったが、真ん中ほどにあ 本当は文庫で読んだのだけれど、データがないのでこちらで。表紙の赤い花と鍵の組み合わせがとても美しい。有栖川有栖氏がデビュー前も含めて様々な作品に書いた解説を集めた本。解説も面白かったが、真ん中ほどにあった山口雅也論が非常に濃かった。他のエッセイに出てきた「入院中に書いた解説」も収録されており「ほほぉこれがあの」と感心したり。「殉教カテリナ車輪」(復刊しませんかね)の解説において、飛鳥部勝則氏に「大男」「中世のキング」と例えられて困惑するところで笑ってしまった。そしてやはり、鮎川哲也愛はこの本でも熱かった。 …続きを読む
    Yuki
    2018年08月12日
    37人がナイス!しています
  • 有栖川有栖の文庫解説集・第1弾。文庫解説ではない「山口雅也論」はラジオDJ風で読み応えたっぷり。解説は創元推理文庫のものが多い。大の鮎川哲也フリークで、その推挙を受けて作家デビューしていることなどから 有栖川有栖の文庫解説集・第1弾。文庫解説ではない「山口雅也論」はラジオDJ風で読み応えたっぷり。解説は創元推理文庫のものが多い。大の鮎川哲也フリークで、その推挙を受けて作家デビューしていることなどから、巨匠・鮎川に関するものも多い。気になったのは森村誠一、山田風太郎、吉村達也。手に入れば読みたい…。『生ける屍の死』は持ってはいるので、厚さに怯えず近々読もう…。 …続きを読む
    タカギ
    2020年08月20日
    25人がナイス!しています
  • 有栖川有栖先生の文章が好きだ。改めて最近、気が付いた。ということで現在は小説に加えてエッセイをチビチビ集めて読んでいる。こちらは巻末によくある「解説」をひとまとめにした本。これを読むと有栖川さんがいか 有栖川有栖先生の文章が好きだ。改めて最近、気が付いた。ということで現在は小説に加えてエッセイをチビチビ集めて読んでいる。こちらは巻末によくある「解説」をひとまとめにした本。これを読むと有栖川さんがいかに本格ミステリが好きで、国内でいうと鮎川哲也さんが好きということが伝わってくる(それだけ解説をされている)また、関西の方ならではのツッコミがちょくちょく入るのでクスっと笑ってしまうのだ。これからも楽しい小説や解説、よろしくお願いします。 …続きを読む
    そーいち
    2021年12月11日
    11人がナイス!しています

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