はちまん(上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041607558
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はちまん(上)

  • 著者 内田 康夫
  • イラスト 杉野 宣雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041607558

浅見光彦が八幡神社巡りの謎を追う!

八幡神社を巡り続けた老人飯島の死に隠された秘密を浅見光彦が探る! 著者が壮大な想いをこめて紡ぎ上げた大河巨編、ついに文庫化! 八幡神社を巡り続けた老人飯島の死に隠された秘密を浅見光彦が探る! 著者が壮大な想いをこめて紡ぎ上げた大河巨編、ついに文庫化!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「はちまん(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 再読。8年以上前に手にしたのは、実家の近所に八幡神社があったから。日本全国に四万以上もあり、神社の中で最も数が多いと今作で知ったことは覚えていた。各地の八幡神社を巡礼していた一人の老人の死の背景に、も 再読。8年以上前に手にしたのは、実家の近所に八幡神社があったから。日本全国に四万以上もあり、神社の中で最も数が多いと今作で知ったことは覚えていた。各地の八幡神社を巡礼していた一人の老人の死の背景に、もう序盤から張り巡らされた事象は多岐にわたる。サッカーくじや『君が代』問題など、今では風化しつつある時事ネタを交えて、作家自らの教育思想を語る様にも無理がない。神風特攻隊にまで話が及ぶのには驚くが、戦時中エピソードに結びついて行くのが実に内田さんらしい。「八幡の盟約」と或る女性への因縁に思いを馳せて早速下巻へ! …続きを読む
    nobby
    2019年05月14日
    115人がナイス!しています
  • しっかり種まきしているなぁ…と浅見光彦の登場が147ページからだもの。それまでは、ちょっと飽きそうになってしまったけど、やはり光彦の登場が場を動かし、また、今まで平行だった物が少しだけ交わったり…。今回は しっかり種まきしているなぁ…と浅見光彦の登場が147ページからだもの。それまでは、ちょっと飽きそうになってしまったけど、やはり光彦の登場が場を動かし、また、今まで平行だった物が少しだけ交わったり…。今回は、旅に歴史をプラスして、だんだん面白くなってきました。なんの関わりも無さそうな人も輪の中に取り込んでいる感じ。さて、下巻でどう纏めてくれるのか。楽しみです。もしかして、下巻で事件の解説も長いのかなぁ…。 …続きを読む
    あつひめ
    2014年10月08日
    70人がナイス!しています
  • 久々の浅見光彦シリーズ。長野の八幡神社で女性が出会った老人が秋田で殺されるという冒頭から、金沢、広島と八幡に関する因縁が開帳されるというのは、流石は旅情ミステリの大御所の手腕といった所。ただ今作は作者 久々の浅見光彦シリーズ。長野の八幡神社で女性が出会った老人が秋田で殺されるという冒頭から、金沢、広島と八幡に関する因縁が開帳されるというのは、流石は旅情ミステリの大御所の手腕といった所。ただ今作は作者のメッセージ性や、今はもう過去のものであるサッカーくじに代表されるような時代性がどうしても気になってしまう。詰め込みすぎたものが多くて焦点がぼやけてしまっている感じか。最近本格ミステリばかり読んでいたので、余計に作中で著者の国家観教育観ばかりが披露されるのに違和感があるというか。下巻もこの調子だと辛いなあ。 …続きを読む
    HANA
    2020年04月02日
    58人がナイス!しています

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