クレシェンド

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784048734356

クレシェンド

  • 著者 竹本 健治
  • 装丁 横尾 忠則
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2003年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784048734356

日本人の恐怖の根源に迫る、野心的ホラー小説。

ある日突然矢木沢を襲った激しい幻覚。幻覚は次第に進化を遂げ、日本書紀に記された古代神話に酷似したものとなっていく―。民俗学、考古学、言語学、心理学等を駆使し、日本人の恐怖の根源に迫る野心的ホラー小説。


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「クレシェンド」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 真壁岬再登場。やはり彼女は良いキャラクタ。こうした立ち位置を占める存在がいる物語がもっと読んでみたい。この本は日本国・日本人・日本語の特徴とルーツを比較文化学的なアプローチで語りつつ物語が進行するとい 真壁岬再登場。やはり彼女は良いキャラクタ。こうした立ち位置を占める存在がいる物語がもっと読んでみたい。この本は日本国・日本人・日本語の特徴とルーツを比較文化学的なアプローチで語りつつ物語が進行するという高田崇史や鯨統一郎が同時期に展開していたものと同じ系統だが,そこに精神医学・脳科学が入るところが竹本健治らしさか。一応の解決はみたが,恐怖の根源などの解明はなされておらず,なんとなれば冒頭で開発されていたゲームとかそのシナリオは完成したのかとかも投げっぱなし。いろいろな意味で続編もしくは岬シリーズ継続希望。 …続きを読む
    空猫
    2017年11月02日
    19人がナイス!しています
  • 初期作品「囲碁殺人事件」から「トランプ殺人事件」の主役のひとりである天野さんの名前をみかけて、竹本氏の著作のなかに読み落としがあったかと持ち帰った。読んでみたら再読だった。 たしか初読は、そのあと、倉 初期作品「囲碁殺人事件」から「トランプ殺人事件」の主役のひとりである天野さんの名前をみかけて、竹本氏の著作のなかに読み落としがあったかと持ち帰った。読んでみたら再読だった。 たしか初読は、そのあと、倉阪鬼一郎氏の「文字禍の家」以下の文字禍メソッドを作品を多数読んだ時期で。脳内そちらに分類していたせいで気づかなかったのだろう。神話系のうんちくが、いつものように竹本氏の世間のはやりより5年早い傾向のせいで、当時は注目されず、いまでは陳腐とみなされるのが痛ましい …続きを読む
    烟々羅
    2014年02月05日
    6人がナイス!しています
  • 他作品から真壁岬・天野医師といったゲストキャラも参加する、倉阪鬼一郎作品にも通ずる文字サイコホラー。日本神話のエピソードもぎゅうぎゅうに盛り込んでいて、途中でかなりの長広舌も挟まったりもします。竹本健 他作品から真壁岬・天野医師といったゲストキャラも参加する、倉阪鬼一郎作品にも通ずる文字サイコホラー。日本神話のエピソードもぎゅうぎゅうに盛り込んでいて、途中でかなりの長広舌も挟まったりもします。竹本健治作品はミステリでもそうなのですが、そのジャンルの構造・メカニズムの部分の考察に近い文章になるときがありますね。ホラー小説で考察的になると恐怖感としては薄れてしまう感もありますが、その硬質さが竹本健治らしさ、という印象です。 …続きを読む
    hirayama46
    2019年12月08日
    4人がナイス!しています

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