平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784043574049
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平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
322
ISBN:
9784043574049

平家の興亡を古典文法不要で楽しもう! 壮大な歴史ロマンをしっかり把握。

貴族社会から武士社会へと、歴史の大転換点を象徴する12世紀末の源平の争乱。その中で翻弄される平家一門の盛衰、愛と死を叙事詩的に描いた一大戦記。無残に散った人々に手向けられた無常観あふれる美しく悲しい琵琶法師の語る「平家物語」は、後世の文学や芸術に多大な影響を及ぼした。事件や話の流れが簡単に把握でき、その哀調を帯びた名文の味わいを損なわずに味わえる、ふりがな付きのビギナーズ向けダイジェスト版。 貴族社会から武士社会へと、歴史の大転換点を象徴する12世紀末の源平の争乱。その中で翻弄される平家一門の盛衰、愛と死を叙事詩的に描いた一大戦記。無残に散った人々に手向けられた無常観あふれる美しく悲しい琵琶法師の語る「平家物語」は、後世の文学や芸術に多大な影響を及ぼした。事件や話の流れが簡単に把握でき、その哀調を帯びた名文の味わいを損なわずに味わえる、ふりがな付きのビギナーズ向けダイジェスト版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

巻第一~第十二

解説
『平家物語』──作品紹介

 付録
『平家物語』探求情報
『平家物語』略年表
 桓武平氏系図
 清和源氏系図
 天皇家・藤原氏系図

コラム 目次
「無常」と「あわれ」──『平家物語』の鍵語
『平曲』と琵琶法師──平家琵琶
 源平武士の自己本位──実力主義
 政界の陰に咲くあだ花──白拍子
 現代日本語の直系の先祖──「和漢混交文」
 平家武士のお歯黒──敵味方の識別票
「能」と『平家物語』──世阿弥の評価
 小さな軍馬と重たい大鎧──戦闘方法

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「平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
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  • 今村平家物語のお供に。対訳・詳細解説を付けた段はポイントを絞り、代わりに各巻の見どころと細かい段ごとの概要を配して、これ1冊で長大な物語の全体像がつかめるので初学者の自分はとても重宝している。平家物語 今村平家物語のお供に。対訳・詳細解説を付けた段はポイントを絞り、代わりに各巻の見どころと細かい段ごとの概要を配して、これ1冊で長大な物語の全体像がつかめるので初学者の自分はとても重宝している。平家物語は「平家の興亡」が縦糸になってはいるが、途中で木曾の興亡やら義経の鮮烈デビューやらがド~ンと挿入されるし、平家の中でも例えば敦盛の段のように特別なスポットライトを浴びて詳細に語られる物語もあって、大河として読むと私なんぞはすぐさま迷子なので、この手のガイドは嬉しい。源平+天皇家の系図・合戦図と付録も充実♪ …続きを読む
    がらくたどん
    2023年05月02日
    71人がナイス!しています
  • 「祇園精舎の鐘の声~ただ春の夜の夢のごとし」など高校時代に好きになった言葉。平家物語は平家滅亡の悲しい話だと思っていたが、それだけではなかった。合戦の場で起こる出来事に、敵味方関係なく一緒に涙する。ま 「祇園精舎の鐘の声~ただ春の夜の夢のごとし」など高校時代に好きになった言葉。平家物語は平家滅亡の悲しい話だと思っていたが、それだけではなかった。合戦の場で起こる出来事に、敵味方関係なく一緒に涙する。また言葉戦いがあるのに驚いた。平家は義経を孤児とそしり、源氏は乞食と悪態をつく。もはやこれまでと、知盛は乳母子の家長と手を組んで、ともに海に飛び込む。それに続く家来たち。その潔い武士としての姿に心打たれた。平家物語は平家の人々への追悼の意も含まれているのが分かる。いにしえの人々の思いがぎゅっとつまった物語。 …続きを読む
    モモ
    2020年07月23日
    63人がナイス!しています
  • ちょうど今、授業で平家物語の「扇の的」をやってるところなんです。でも、恥ずかしながら平家物語といっても文学史的な知識があるだけで、通して読んだことはありません。それでも授業はできると言えばできるのだけ ちょうど今、授業で平家物語の「扇の的」をやってるところなんです。でも、恥ずかしながら平家物語といっても文学史的な知識があるだけで、通して読んだことはありません。それでも授業はできると言えばできるのだけど、話してる途中でちょっといい話を挟んでみたりとか、生徒から質問されたらぱっと答えるとかしたいじゃないですか。そんな不純な気持ちで読んでみましたが、なかなか面白い。私が中学生の頃は、教科書には「敦盛の最期」が載ってて、そういえば暗唱したなぁと懐かしくなりました。平家物語は平家一門の鎮魂のために作られた、 続 …続きを読む
    MURAMASA
    2010年11月21日
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