微笑みながら消えていく

微笑みながら消えていく

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1989年11月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
137
ISBN:
9784048832496

微笑みながら消えていく

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1989年11月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
137
ISBN:
9784048832496

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「微笑みながら消えていく」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 自分が持ってる銀色さんの作品はほとんどが文庫本なんだけど、これだけは単行本。イラストや手書き文字の詩集が多かった中、こちらでは写真が豊富に使われ、文字も印刷文字。銀色さんの詩はいつも空や海のイメージが 自分が持ってる銀色さんの作品はほとんどが文庫本なんだけど、これだけは単行本。イラストや手書き文字の詩集が多かった中、こちらでは写真が豊富に使われ、文字も印刷文字。銀色さんの詩はいつも空や海のイメージがあるのだが、この詩集も空の写真が多い。月、木々や草原の緑、草や花々、そういう被写体にしても言葉にしても、自分が10代の頃からいかに強い影響を受けていたのか、あらためてこの本を読み返してみて気づかされた。 …続きを読む
    2014年07月06日
    120人がナイス!しています
  • 28年前からずっと私の心の拠り所になってくれてる銀色夏生さんの本。今宵はどうしようもない寂しさで泣きそうで…また拠り所になってくれてます。寂しいは幾つになっても慣れなくて寧ろ大人になるにつれて寂しさに切 28年前からずっと私の心の拠り所になってくれてる銀色夏生さんの本。今宵はどうしようもない寂しさで泣きそうで…また拠り所になってくれてます。寂しいは幾つになっても慣れなくて寧ろ大人になるにつれて寂しさに切なくなる。綺麗な風景がより悲しみのさざ波を震わせるように、涙の色が心のぽっかりを映し出すように、そして銀色さんの言葉がそっと寄り添ってくれる。「約束しなくても また明日 会える 約束しなくてもまた明日会えることがどんなにいいことか 約束しなければもう次に会えないという身の上になってみてつくづくよくわかる」 …続きを読む
    かりさ
    2018年02月18日
    73人がナイス!しています
  • 銀色さんの詩集の中でもとても印象に残る言葉が多い一冊。「だれもいないから淋しいのではない だれかいれば淋しくなくなるのではない だれでもいいからだれか ではけしてない ほかのだれでもないあなただからだ 銀色さんの詩集の中でもとても印象に残る言葉が多い一冊。「だれもいないから淋しいのではない だれかいれば淋しくなくなるのではない だれでもいいからだれか ではけしてない ほかのだれでもないあなただからだ」にじんときた。あとがきに「風景のようにきれいで静かな本を作りたくて作りました」とあるように、ふんだんに使われた空・花・木々の風景写真がとっても綺麗で、見てるだけで心地いいです。ハードカバーでもあり、私のとっておきの一冊。 …続きを読む
    湘子
    2013年04月03日
    36人がナイス!しています

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