ばるぼら (上)

ばるぼら (上)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041851326
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ばるぼら (上)

  • 著者 手塚 治虫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041851326
悪魔か女神か。バルボラというフーテン娘に導かれ、芸術と狂気の間をゆれ動く、ある作家の栄光と喪失。バルボラとの奇妙な同棲が作家にもたらす恍惚と絶望のはてにあるものとは。 悪魔か女神か。バルボラというフーテン娘に導かれ、芸術と狂気の間をゆれ動く、ある作家の栄光と喪失。バルボラとの奇妙な同棲が作家にもたらす恍惚と絶望のはてにあるものとは。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ばるぼら (上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 記念館へ行ったので、手塚作品を、と近くの本屋で購入。おもしろかったです。少年少女向けではなく、少年少女のその後向けの作品。薄汚いフーテン娘のばるぼら。流行作家の美倉洋介の家に居つくようになるが、彼女は 記念館へ行ったので、手塚作品を、と近くの本屋で購入。おもしろかったです。少年少女向けではなく、少年少女のその後向けの作品。薄汚いフーテン娘のばるぼら。流行作家の美倉洋介の家に居つくようになるが、彼女は果たして本当に芸術の神ミューズの化身なのか。 …続きを読む
    かっぱ
    2015年02月23日
    24人がナイス!しています
  • 再読。大都社平成元年三版、神保町入手。装丁は新宿駅で手塚エロスなばるぼらのお尻。ヴェルレーヌの一節を呟やく。私は新宿にてドストエフスキーとヘッセ。作品にはトルストイ、コクトォ、パスカルの引用。 風貌か 再読。大都社平成元年三版、神保町入手。装丁は新宿駅で手塚エロスなばるぼらのお尻。ヴェルレーヌの一節を呟やく。私は新宿にてドストエフスキーとヘッセ。作品にはトルストイ、コクトォ、パスカルの引用。 風貌からは想像つかぬミューズ。いろんな姿で芸術家の前に現れる。そして、変身。月の光はヴェトベンよりドビュッシーが私も好き。筒井康隆が出てくるのはご愛嬌。ラストの松本零士にふふふ。「君過ぎし日に何をかなせし君今ここにただ嘆く。語れや君 そもわかき折なにをかなせん」 …続きを読む
    陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
    2015年03月27日
    15人がナイス!しています
  • バルボラは人として破綻しているように見えるけど、ぎりぎりのところで人間らしさを保っている。境界の淵に立っているからこそ、堕ちそうな人を引き止められるのかもしれない。 バルボラは人として破綻しているように見えるけど、ぎりぎりのところで人間らしさを保っている。境界の淵に立っているからこそ、堕ちそうな人を引き止められるのかもしれない。
    かやは
    2016年06月18日
    12人がナイス!しています

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