火の鳥 12 太陽編(下)

火の鳥 12 太陽編(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784041851128
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火の鳥 12 太陽編(下)

  • 著者 手塚 治虫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
248
ISBN:
9784041851128
永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。 永遠の命とはなにか。不死の〈火の鳥〉を軸に、人間の愛と生、死を、壮大なスケールで描く。天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。各巻カラーイラストの表紙、巻頭に十六頁カラーを掲載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「火の鳥 12 太陽編(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 未来パートでは、「シャドー」の人々が反乱を起こし、「光」の支配する地上へと進出する。しかし、地上の権力を奪取した「シャドー」の中心人物「おやじ」は、また新たな宗教を創り出し、それによって支配しようとす 未来パートでは、「シャドー」の人々が反乱を起こし、「光」の支配する地上へと進出する。しかし、地上の権力を奪取した「シャドー」の中心人物「おやじ」は、また新たな宗教を創り出し、それによって支配しようとする。過去パートでは、壬申の乱によって権力を握った大海人皇子が、「大日本帝国(だいにほんみかどのくに)」の中心人物として神の子となり支配をし始める。結局、信仰と権力とが結びつき「正義」が確立されたとき、支配は完了し存続していく。最後に狗族となったスグルとヨドミの向かうところに『火の鳥』の全体が象徴されている。 …続きを読む
    おたま
    2020年10月13日
    38人がナイス!しています
  • 「宗教とか人の信仰ってみんな人間が作ったもの。そしてどれも正しいの。ですから正しいものどうしの争いは止めようがないでしょ」漫画の神様は、絶え間なく続く宗教紛争の根深い業についてそう説いた。壮大な時間軸 「宗教とか人の信仰ってみんな人間が作ったもの。そしてどれも正しいの。ですから正しいものどうしの争いは止めようがないでしょ」漫画の神様は、絶え間なく続く宗教紛争の根深い業についてそう説いた。壮大な時間軸を超え、たとえ争いはなくならなくとも信仰より強いものがあると謳い上げた。 …続きを読む
    ぐっちー
    2016年05月13日
    32人がナイス!しています
  • 10巻~12巻は、太陽編(上・中・下)。繰り返される愚かな宗教戦争を描く。古代に生きるハリマと、未来に生きるハリマの生まれ変わりのスグルとの間で、物語は行き来する。「火の鳥」の話は、どれもスケールが壮 10巻~12巻は、太陽編(上・中・下)。繰り返される愚かな宗教戦争を描く。古代に生きるハリマと、未来に生きるハリマの生まれ変わりのスグルとの間で、物語は行き来する。「火の鳥」の話は、どれもスケールが壮大な話ばかりなのだが、今回はさらに3巻分のボリュームもあり、読み終わったときはため息が出るほど長い旅をしたような気分だった。 …続きを読む
    はと
    2015年08月24日
    26人がナイス!しています

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