新聞錦絵の世界 高橋克彦迷宮コレクション

新聞錦絵の世界 高橋克彦迷宮コレクション

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041704028
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新聞錦絵の世界 高橋克彦迷宮コレクション

  • 著者 高橋 克彦
  • カバーデザイン 亀海 昌次
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041704028

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新聞錦絵の世界 高橋克彦迷宮コレクション」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • かなり昔に貸したまま返ってこなくなったこの本を再入手そして久々に再読。そりゃ精神はワイド・ショーや写真週刊誌に引き継がれているかもしれないが禍々しいアートとしての味わいは錦絵ならではのもの。やはり残酷 かなり昔に貸したまま返ってこなくなったこの本を再入手そして久々に再読。そりゃ精神はワイド・ショーや写真週刊誌に引き継がれているかもしれないが禍々しいアートとしての味わいは錦絵ならではのもの。やはり残酷な殺人を扱ったものが見応えがあり、鮮血の毒々しい色彩には陶酔感すらある。また人物の表情、女性を描く筆致に潜むエロティシズムなど実に淫靡。時折、珍妙にしか見えない絵が混じっているのも愛嬌があって良い。高橋克彦による解説文が含蓄があり、的確に仄暗い時代の闇へ案内してくれる。 …続きを読む
    海猫
    2014年09月16日
    51人がナイス!しています
  • 新聞錦絵というものじたいはじめて見ました。生々しくて恐ろしかったですよ。八十七歳の老婆恋患いのところで解説に「妖怪の分野に入れようかと悩んだ」って書いてて笑いました。 新聞錦絵というものじたいはじめて見ました。生々しくて恐ろしかったですよ。八十七歳の老婆恋患いのところで解説に「妖怪の分野に入れようかと悩んだ」って書いてて笑いました。
    yk
    2019年07月08日
    9人がナイス!しています
  • ブックバー大倉さんが薦めていた本。浮世絵の発展とも言うべき明治初期の東スポの生々しい記事。意外と江戸のままだなと感じてしまう。これが高橋克彦の入口になるとは。この本、デビュー作の写楽殺人事件とすぐ後に ブックバー大倉さんが薦めていた本。浮世絵の発展とも言うべき明治初期の東スポの生々しい記事。意外と江戸のままだなと感じてしまう。これが高橋克彦の入口になるとは。この本、デビュー作の写楽殺人事件とすぐ後に書かれてる。35年越しで処女作から読み始めてみたい。 …続きを読む
    ひのじ
    2020年05月31日
    7人がナイス!しています

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