怪談の道

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年04月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041607466
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怪談の道

  • 著者 内田 康夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年04月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041607466
核燃料に関する取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲が「地獄」と形容した土地で、殺人事件に遭遇する。録音テープに残された”カイダンの道”という謎の言葉を手がかりに、浅見は調査を開始するが……。 核燃料に関する取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲が「地獄」と形容した土地で、殺人事件に遭遇する。録音テープに残された”カイダンの道”という謎の言葉を手がかりに、浅見は調査を開始するが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「怪談の道」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 探偵・浅見光彦シリーズ。原発のPR取材を依頼され鳥取へ。そこで出会ったものは、「黄色い土」と呼ばれるウラン鉱の残土がもたらす健康被害の問題と二人のヒロインでした。女性たちは、先日なくなった父親の死に疑問 探偵・浅見光彦シリーズ。原発のPR取材を依頼され鳥取へ。そこで出会ったものは、「黄色い土」と呼ばれるウラン鉱の残土がもたらす健康被害の問題と二人のヒロインでした。女性たちは、先日なくなった父親の死に疑問を持ち、浅見に調査を依頼します。その死には、過去の原発の反対運動と、小泉八雲の足跡が関係していました。過去の罪が、いつまでも関係者たちを呪い続け、それが新たなる悲劇をもたらします。ヒロインの母親の力強い生き方と、父親の器の大きさに感動しました。最後、犯人は何を思い、大山の登ったのでしょうね。 …続きを読む
    HiroNuma7
    2016年10月07日
    17人がナイス!しています
  • 小泉八雲をフィーチャーして、山陰のおどろおどろしさを出してどこか後鳥羽ぽい。なかなか手の込んでいるが、伏線もなしに真犯人ぶっこん出来ても感あり。八雲がなぜ東郷池を地獄と言ったのかも大した理由でなかった 小泉八雲をフィーチャーして、山陰のおどろおどろしさを出してどこか後鳥羽ぽい。なかなか手の込んでいるが、伏線もなしに真犯人ぶっこん出来ても感あり。八雲がなぜ東郷池を地獄と言ったのかも大した理由でなかった。。 …続きを読む
    しんた
    2020年06月14日
    9人がナイス!しています
  • 浅見光彦シリーズ。原発の取材で倉吉にやってきた浅見さんが小泉八雲縁の宿で出会った姉妹に依頼を受けて事件の調査をする。原発と小泉八雲、一見どうつながるかわからない題材をうまいことつなげて話ができていて面 浅見光彦シリーズ。原発の取材で倉吉にやってきた浅見さんが小泉八雲縁の宿で出会った姉妹に依頼を受けて事件の調査をする。原発と小泉八雲、一見どうつながるかわからない題材をうまいことつなげて話ができていて面白かった。社会問題を扱いながら片方の側に寄ったりせず、両論併記なのもいい。あと浅見光彦がどうやって事件を推理しているのかってのも明かされる。浅見さん犯人の心理に自分の精神を同調させることで事件をプロファイリングしてたんすね。そうとは知らず浅見さんのこと見くびってたわ。もっと適当にやってるのかと思っていたよ。 …続きを読む
    あかつや
    2020年05月25日
    8人がナイス!しています

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