戯曲 毛皮のマリー

戯曲 毛皮のマリー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1976年01月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041315095
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戯曲 毛皮のマリー

  • 著者 寺山 修司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1976年01月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041315095

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「戯曲 毛皮のマリー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 再読。いつ買ったのか、何故興味を持ったのか、手に取ったきっかけは曖昧。恐らく「身毒丸」(蜷川幸雄演出、武田真治主演のもの)が気に入って(といってもビデオを観ただけだが)、寺山作品を読みたくなった、あたりだ 再読。いつ買ったのか、何故興味を持ったのか、手に取ったきっかけは曖昧。恐らく「身毒丸」(蜷川幸雄演出、武田真治主演のもの)が気に入って(といってもビデオを観ただけだが)、寺山作品を読みたくなった、あたりだと思うが、単純にアングラなものを求めていたときに偶然巡りあっただけかもしれない。希望もなしに怒りと諦念の応酬だけで成される挫折は不条理で哲学的。美しい言葉に彩られた猥雑さは、汚濁にまみれながらも光輝く宝石のよう。戯曲にはつまびらかさがあると思うが、ゆえに意味がわかりかねるところが好きだ。余白のない世界。 …続きを読む
    アナーキー靴下
    2021年05月14日
    71人がナイス!しています
  • 60年代のアングラ黎明期を感じる。性が解放され始めた時代らしく、登場人物の色合いもサイケデリック。台詞が哲学てきなシーンもありで、とくに『さらば、映画よ』の「誰しもが誰かの代理人である」という男が、「ど 60年代のアングラ黎明期を感じる。性が解放され始めた時代らしく、登場人物の色合いもサイケデリック。台詞が哲学てきなシーンもありで、とくに『さらば、映画よ』の「誰しもが誰かの代理人である」という男が、「どこかの中年のさみしさの代理をしているのかもしれない」と嘆くのが印象的。 …続きを読む
    nomak
    2020年12月30日
    9人がナイス!しています
  • 青蛾館のラ・ママバージョンを観てから表題作を読んだのだけど、印象に残った台詞がオリジナル版にはなかったりもした。その他、森田剛さん主演で上演されたのが記憶に新しい「血は立ったまま眠っている」、Project 青蛾館のラ・ママバージョンを観てから表題作を読んだのだけど、印象に残った台詞がオリジナル版にはなかったりもした。その他、森田剛さん主演で上演されたのが記憶に新しい「血は立ったまま眠っている」、Project Nyxの代表作「星の王子さま」など5本の戯曲が収められている贅沢さ。寺山修司さんの台詞のカッコよさを再認識させられた。 …続きを読む
    法水
    2019年03月23日
    5人がナイス!しています

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