- 著者 坂口 安吾
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1970年02月28日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041100011
白痴・二流の人
- 著者 坂口 安吾
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1970年02月28日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041100011
敗戦間近。かの耐乏生活下、独身の映画監督と白痴女の奇妙な交際を描き反響をよんだ「白痴」。優れた知略を備えながら二流の武将に甘んじた黒田如水の悲劇を描く「二流の人」等、代表的作品集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「白痴・二流の人」感想・レビュー
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☆☆☆☆ ファルスの「木枯の酒倉から」「風博士」は斬新で軽妙な文体が面白い。黒田如水を主人公に据えた歴史小説「二流の人」は歴史の事実と違うところが多々あるようだが、秀吉や家康といった偉人の捉え方が独特で良 …続きを読む2020年08月08日37人がナイス!しています
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坂口安吾先生は初読みです。興味はあったけど、国語の教科書に出てくるような人の作品って手に取りにくい。で思い切って読んでみたが、正直いまいちわからん。そんな中でも二流の人は歴史物で面白かった。黒田如水に …続きを読む2022年09月17日27人がナイス!しています
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33年ぶりに読んだ。印象が変わらないのは「木枯の酒倉から」で、混沌の中から聞こえる作者の呻き声に、ぎりぎりの真実が感じられる。読後感が大きく変わったのは「白痴」で、昔はたいそう陰惨なものに思えたが、い …続きを読む2012年11月28日12人がナイス!しています