雪国

雪国

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1968年02月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041057070
label

雪国

  • 著者 川端 康成
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1968年02月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041057070
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。雪国の汚れのない芸者・駒子。無為の孤独を非情に守る島村に寄せる純情。人生の哀しさ美しさをうたった名作。 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。雪国の汚れのない芸者・駒子。無為の孤独を非情に守る島村に寄せる純情。人生の哀しさ美しさをうたった名作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「雪国」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 冒頭が有名すぎて読んでいなかったのですが、やっと読了。男女の心の葛藤を描いた物語だったのですね。正直、私は駒子が苦手です。面倒くさい女だと思ってしまいました。結ばれないと分かっているから、関係をこじら 冒頭が有名すぎて読んでいなかったのですが、やっと読了。男女の心の葛藤を描いた物語だったのですね。正直、私は駒子が苦手です。面倒くさい女だと思ってしまいました。結ばれないと分かっているから、関係をこじらせてしまうような言動をするのでしょうか。島村は、東京に戻って行くし、一緒になることはなさそうですものね。そう考えると、切なくなりました。 …続きを読む
    かおりんご
    2014年08月18日
    51人がナイス!しています
  • 中高生の頃、この本を広げてみたものの良く分からなかった。もやがかかっている様なストーリー。『雪国』という別世界の中で、人物や風景を叙情的に映す。見た事もない西洋舞踏の評論を生業とする島村は、芸妓駒子の 中高生の頃、この本を広げてみたものの良く分からなかった。もやがかかっている様なストーリー。『雪国』という別世界の中で、人物や風景を叙情的に映す。見た事もない西洋舞踏の評論を生業とする島村は、芸妓駒子の生きる様を哀しくも清潔だと感じる。女性の持つ美を、不可思議な所も含めて著者は愛しいと思うのだろう。この小説は美しく哀愁を帯びた詩のように言葉が紡がれ、英訳したE・G・サイデンステッカーさんは解説で「川端は俳句の巨匠にさかのぼる一連の文学体系に属すると考えている」と書いている。再度読み考える事が出来て良かった。 …続きを読む
    なお
    2024年01月26日
    44人がナイス!しています
  • 「トンネルを抜けると雪国だった」の書き出しであまりにも有名な本作。幼少期以来久しぶりに読んだが、こんなストーリーだっけか?そしてこんな終わり方だっけか?覚えていた物語と違っててちょっと戸惑いを感じた。 「トンネルを抜けると雪国だった」の書き出しであまりにも有名な本作。幼少期以来久しぶりに読んだが、こんなストーリーだっけか?そしてこんな終わり方だっけか?覚えていた物語と違っててちょっと戸惑いを感じた。雪深い温泉街で再会する、都会から訪れた裕福な島村と芸者をしている駒子と葉子。清潔感が漂う駒子と悲しいほど美しい声の葉子。繊細な日本語の美しさを感じられる名作。 …続きを読む
    ひかちゅう
    2016年03月20日
    18人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品