暗黒星

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年04月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041053201
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暗黒星

  • 著者 江戸川 乱歩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年04月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041053201

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「暗黒星」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題作他、全5編。表題作は、明智小五郎シリーズの1編。古い洋館を舞台に、黒づくめの謎の人物が暗躍し、家族が次々に狙われるという展開は、いかにも乱歩らしいところ。謎解き部分が駆け足で、大きな秘密が、あっさ 表題作他、全5編。表題作は、明智小五郎シリーズの1編。古い洋館を舞台に、黒づくめの謎の人物が暗躍し、家族が次々に狙われるという展開は、いかにも乱歩らしいところ。謎解き部分が駆け足で、大きな秘密が、あっさり指摘されて解決というのも、これもまた、乱歩らしいと言えば乱歩らしいか。もう1編の長編、素人探偵・河津三郎が主人公の「幽鬼の塔」は、河津が謎めいた人物の謎の行動を探るうちに、自分が狙われるようになるという展開は面白いが、謎解きが推理ではなく、謎の人物たちが、事実をぶちまけて終わり、というのはどうなのだろう。 …続きを読む
    いたろう
    2023年06月20日
    69人がナイス!しています
  • 「目羅博士」がとても好き。乱歩が高層ビルを異様に感じていたことから生まれた作品である気がする。ガラス張りの無機質な建物が鏡写しのように聳えていてその壁面に月の光が反射している様子は、今は当たり前でも当 「目羅博士」がとても好き。乱歩が高層ビルを異様に感じていたことから生まれた作品である気がする。ガラス張りの無機質な建物が鏡写しのように聳えていてその壁面に月の光が反射している様子は、今は当たり前でも当時はとても不気味で妖しげだったのだろうと思う。 …続きを読む
    波璃子
    2015年09月12日
    16人がナイス!しています
  • 暗黒星以外に4篇収録。「お勢登場」と「木馬は廻る」は少し毛色が違うようだが、この乱歩らしくないと感じるものが、人間臭くて面白かった。乱歩的ものは多分乱歩の後に様々なものに取り込まれ(テレビドラマとか紙 暗黒星以外に4篇収録。「お勢登場」と「木馬は廻る」は少し毛色が違うようだが、この乱歩らしくないと感じるものが、人間臭くて面白かった。乱歩的ものは多分乱歩の後に様々なものに取り込まれ(テレビドラマとか紙芝居とか漫画とか子供向き読み物とか)表現の要素として根付いちゃってるんじゃないだろうか?だから不思議な既視感がある。殆ど乱歩を読んでいないので、小さい小さい声で言っていますので、あまり聞き止めないでね。 …続きを読む
    mm
    2016年02月22日
    13人がナイス!しています

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