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掲載開始日 2020年01月20日

第4回カクヨムWeb小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞! 五感を刺激する壮大な古代日本ファンタジー『雲神様の箱』が1月23日に発売!! 

「読書メーター」にて新刊プレゼントキャンペーンも実施中!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)の角川文庫は、第4回カクヨムWeb小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞作である『雲神様の箱』を2020年1月23日(木)に発売いたします。
また、本作の発売を記念して読書コミュニティサイト「読書メーター」にてプレゼントキャンペーンを実施いたします。
■『雲神様の箱』:https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000736/



壮大な古代日本の情景と緻密な世界設定で、第4回カクヨムWeb小説コンテストの審査員たちを唸らせた『雲神様の箱』(著:円堂豆子 カバーイラスト:苗村さとみ)を、1月23日(木)に角川文庫より発売いたします。

本作の舞台となるのは古の日本、豪族たちが領土をめぐり争い合う時代。薬毒に長け、どの地の支配も受けず霊山で暮らす古の民「土雲の一族」の少女セイレンが、若王たる雄日子(おひこ)の守り人となるよう命じられ……。二人の出会いは、倭国の運命を変えていく! 
運命に抗いながら生き抜く、異能の少女と正義の若王の和風ファンタジー大作にぜひともご注目ください。

◆編集部からのコメント
主人公セイレンが属する『土雲の一族』は、本作のなかでも異色の存在として扱われています。
『土雲』はまったくの架空の存在ではなく、古事記や日本書紀にも実際に記載のある一族です。
その実体は明らかではないものの、「土蜘蛛(つちぐも)は、上古に天皇に恭順しなかった土豪たちである」というような記述も残っており、古の日本の地で、実際に生活をしていた人達なのだということがわかっています。
著者が、これらの『土蜘蛛』や『土雲』について、こういう一族もいたのではないかと想像力をを膨らませて出来たのが、この『雲神様の箱』という作品です。
実際に存在していた一族や土地を舞台にしていることも影響しているのか、物語の1シーン1シーンの情景が目に浮かぶよう。世界に引き込まれていく大きな魅力があります。
作中では『土雲の一族』セイレンと若王・雄日子が手を組み、ともに大王へ反旗を翻していきますが、二人のもとに集まってくる仲間たちも、呪術に長けた者、馬飼の長など、非常に特徴的です。彼らがどんな人物たちなのか、日本の歴史を調べながら読んでみるのも面白いかもしれません。


抽選で10名様に書籍プレゼント!

本作の発売に先立ち、読書コミュニティサイト「読書メーター」では『雲神様の箱』のプレゼントキャンペーンを実施いたします。ぜひご応募くださいませ。

◆キャンペーン概要:円堂豆子『雲神様の箱』を10名様にプレゼント
【応募期間】2020年1月20 日(月)12:00~1月27日(月)12:00
【主催者】読書メーター運営事務局

◆応募条件など詳細はこちら:https://bookmeter.com/giftbooks/336


書籍情報




★第4回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門特別賞受賞
『雲神様の箱』

著者:円堂豆子 カバーイラスト:苗村さとみ
定価:本体680円+税
発売日:2020年1月23日
判型:文庫判
ISBN:9784041091418
https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000736/


【異能の少女と若き王の反逆の旅路――壮大な古代日本ファンタジー誕生!】

薬毒に長け、どの地の支配も受けず霊山を移り住む古の民、土雲の一族。一族の少女・セイレンはある日、『山をおり、雄日子(おひこ)という若王の守り人となれ』と里を追い出される。双子の妹という出自ゆえ「災いの子」とされてきた彼女は、本来処刑を求められた姉媛(あねひめ)の身代わりにされたのだ。
怒りと孤独を抱え里を飛び出したセイレン。しかし、類い稀な技を持つ彼女と、大王への叛逆を目論む雄日子の予期せぬ邂逅は、倭国の歴史を大きく変える運命の出会いとなるのだった……!






関連情報

■Web小説サイト「カクヨム」:https://kakuyomu.jp/
■第4回カクヨムWeb小説コンテスト結果発表:https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_004
■読書メーター 献本プレゼントページ:https://bookmeter.com/giftbooks/336