ばけもの食道楽紀行

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年07月24日
判型:
文庫判
ページ数:
336
ISBN:
9784049169546

ばけもの食道楽紀行

  • 著者 草森 ゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年07月24日
判型:
文庫判
ページ数:
336
ISBN:
9784049169546

第32回電撃小説大賞《奨励賞》受賞。化物と青年が紡ぐ、怪異譚。

行き着く先が地獄でも、みちづれになりたいひとがいる――。

恐怖や悔恨を抱く人間を食うばけもの・不知火。彼に村を滅ぼされたが心の揺らぎがないため唯一見逃された青年・春之介。美しい不知火に魅入られた春之介は、いずれ彼の餌になることを決め、ともに旅に出る。
美味しい人間を、不知火に食わせてやるために。
煙を吐く骨の村、湖を守る大蛇、過去を覗く巨大な異形。ふたりは様々な異形や人間に巡り合い、不可思議な事件に巻き込まれていく――。
ばけものと青年。孤独を抱える者同士の、ふたりっきりの旅路の物語。

【登場キャラクター】
・春之介(はるのすけ)
山奥の村の生き残り。
自分の村を食いつぶしたばけものである不知火とともに生きることを決め、
「食われてもいい」という覚悟を持って旅をしている。
・不知火(しらぬい)
人間を食うばけもの。人間が発する「悔恨」や「恐怖」が大好物。
人と異形の間の子で、人間の姿と、異形の姿を持つ。
〈 旅の中で出逢う様々な異形 〉
・けぶる骨
白い煙を吐く、骨の異形。団子を食わせようとしてくる。
・満ちた蛇
縁切りの伝承がある湖に住む大蛇。
・巨大な毛玉
人間の過去を覗くのが好きな毛玉の異形。
・燐と巽
人間の女性と、鳥の異形。ハルたちのように、ふたりで旅をしている。
行き着く先が地獄でも、みちづれになりたいひとがいる――。

恐怖や悔恨を抱く人間を食うばけもの・不知火。彼に村を滅ぼされたが心の揺らぎがないため唯一見逃された青年・春之介。美しい不知火に魅入られた春之介は、いずれ彼の餌になることを決め、ともに旅に出る。
美味しい人間を、不知火に食わせてやるために。
煙を吐く骨の村、湖を守る大蛇、過去を覗く巨大な異形。ふたりは様々な異形や人間に巡り合い、不可思議な事件に巻き込まれていく――。
ばけものと青年。孤独を抱える者同士の、ふたりっきりの旅路の物語。

【登場キャラクター】
・春之介(はるのすけ)
山奥の村の生き残り。
自分の村を食いつぶしたばけものである不知火とともに生きることを決め、
「食われてもいい」という覚悟を持って旅をしている。
・不知火(しらぬい)
人間を食うばけもの。人間が発する「悔恨」や「恐怖」が大好物。
人と異形の間の子で、人間の姿と、異形の姿を持つ。
〈 旅の中で出逢う様々な異形 〉
・けぶる骨
白い煙を吐く、骨の異形。団子を食わせようとしてくる。
・満ちた蛇
縁切りの伝承がある湖に住む大蛇。
・巨大な毛玉
人間の過去を覗くのが好きな毛玉の異形。
・燐と巽
人間の女性と、鳥の異形。ハルたちのように、ふたりで旅をしている。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

終わりの始まり
一、けぶる骨
二、満ちた蛇
三、最奥にねむる
四、揺り籠舟
五、回帰の火鉢
六、狭間に棲む鳥
七、是非の庭
八、祭囃子と焔の実
始まりの終わり(長と怪鳥)

「ばけもの食道楽紀行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 一般的な善悪や倫理よりも先に互いの存在、共に在るためなら、他者の命や尊厳を顧みることさえ厭わない、その歪さと一途さが同時に描かれているところに強く惹かれました! 旅の途中で積み重ねた経験や出会いが 少し 一般的な善悪や倫理よりも先に互いの存在、共に在るためなら、他者の命や尊厳を顧みることさえ厭わない、その歪さと一途さが同時に描かれているところに強く惹かれました! 旅の途中で積み重ねた経験や出会いが 少しずつ、世界の優先順位を相手一人に収束していくよう再構築される様は、世界と天秤にかけてもなお傾かないほど完成された形! その強固な結びつきを前にしては、周囲の価値観が容易く押し流されてしまいそうな静かな迫力、その危うさを最後まで隠さないところにこの作品ならではの魅力を感じました。 …続きを読む
    メメントモリ
    2026年06月07日
    5人がナイス!しています

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