- 著者 近藤 史恵
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2025年11月08日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041163207
オーロラが見られなくても
- 著者 近藤 史恵
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2025年11月08日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041163207
この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ
それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。
壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)
壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「オーロラが見られなくても」感想・レビュー
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海外に行きたくなる旅の短編集。自分のためだけの贅沢な時間。圧倒される美しい景色。その土地でしか味わえないおいしい料理。新たな出会い。旅の醍醐味が詰まった物語でした。ままならない人生に疲れた5人の旅人た …続きを読む2025年11月19日36人がナイス!しています
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旅に出たい。もちろん1人で。コロッケの自販機見てみたい。なんかすごくやる気?がみなぎる。2025年11月21日20人がナイス!しています
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近藤さん70冊目。2025年、短編集。海外を旅した小説集で、疑似体験が出来、食事が検索してしまう程、美味しそう。国の場所などがあやふやな所も、地図で探してみた。子供達はよく海外に行き、今もトルコに行っている …続きを読む2025年11月24日15人がナイス!しています


