音盤紀行 3

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月20日
判型:
B6判
ページ数:
218
ISBN:
9784047382657
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音盤紀行 3

  • 著者 毛塚 了一郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月20日
判型:
B6判
ページ数:
218
ISBN:
9784047382657

音楽とともに旅をする。それはあたかも人生のようだ。

世界各国、いろんな時代を舞台にレコードと音楽の紡ぐオムニバス連載「音盤紀行」。
第3巻は「旅」をコンセプトに作品を編みました。
・近未来月面。月の老音楽家と助手アンドロイドの共同作業。言葉にできない想いを音楽に込めるふたりの交流を描く「ムーネイジボイジャー」
・70年代イギリス。英国北部湖水地帯に休暇にきたアイノ。そこで出会うのは母から受け継いだ曲のルーツを探すアメリカ人の青年だった。恋の始まる予感漂う「ファラウェイフォーク」
・80年代アメリカ合衆国。ニューヨークのとあるホテルの一室で密かに営業する海賊盤屋があるらしい。訪れるは盲目の女。彼女の音楽愛は小さなきっかけから爆発する「キャロラインホテル、510号室」
・80年代東欧。ポップミュージックの禁じられた国で西側の音楽を楽しむラナたち。ドイツからの旅行者との出会いが秘密の音源作成に向かわせる「暗地下のビートバンド」
・現代南アジア。ついに祖父が旅したパジャールにやってきた麻耶奈。現地で音楽を奏でる少女は音楽を金稼ぎの手段だという。亡き祖父の願いを見つけ出す「輪奏紀行」
など珠玉のエピソード満載です。
世界各国、いろんな時代を舞台にレコードと音楽の紡ぐオムニバス連載「音盤紀行」。
第3巻は「旅」をコンセプトに作品を編みました。
・近未来月面。月の老音楽家と助手アンドロイドの共同作業。言葉にできない想いを音楽に込めるふたりの交流を描く「ムーネイジボイジャー」
・70年代イギリス。英国北部湖水地帯に休暇にきたアイノ。そこで出会うのは母から受け継いだ曲のルーツを探すアメリカ人の青年だった。恋の始まる予感漂う「ファラウェイフォーク」
・80年代アメリカ合衆国。ニューヨークのとあるホテルの一室で密かに営業する海賊盤屋があるらしい。訪れるは盲目の女。彼女の音楽愛は小さなきっかけから爆発する「キャロラインホテル、510号室」
・80年代東欧。ポップミュージックの禁じられた国で西側の音楽を楽しむラナたち。ドイツからの旅行者との出会いが秘密の音源作成に向かわせる「暗地下のビートバンド」
・現代南アジア。ついに祖父が旅したパジャールにやってきた麻耶奈。現地で音楽を奏でる少女は音楽を金稼ぎの手段だという。亡き祖父の願いを見つけ出す「輪奏紀行」
など珠玉のエピソード満載です。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「音盤紀行 3」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆5。100円以上値上がりして発売。でもまあパワーアップしているので文句なし。して今回のテーマは「音楽と旅」というところ。いや旅の方が中心か。帯にも「レコードは『旅』に似ている」とある。バラエティ豊かにあ ☆5。100円以上値上がりして発売。でもまあパワーアップしているので文句なし。して今回のテーマは「音楽と旅」というところ。いや旅の方が中心か。帯にも「レコードは『旅』に似ている」とある。バラエティ豊かにあちらこちら場所と時間を色々飛び越えて描かれている。個人的には海賊盤の話が気に入ったかな。スージーが好み。盲導犬の名前がボーナムなのも良い。いつの時代の事だろう?今だと録音機材がかなり小型になって、加えて機能もかなり充実しているので、オープンリールで録音するというのはかなり前の時代だと思うが・・・。 …続きを読む
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