- 著者 新名 智
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2024年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041154519
虚魚
- 著者 新名 智
- 定価: 円 (本体円+税)
- 発売日:
- 2024年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041154519
私は探している、「人を殺せる」怪談を。怖いのに泣ける感動のミステリ!
									
										怪談師を生業としている三咲は、体験した人が本当に死ぬ怪談を探している。相棒は「呪いか祟りで死にたい」というカナちゃんだ。新たな怪談が見つかると、死ねるかどうか確かめてくれる。そうして”本物”を見つけたら、あの男に復讐ができる。
ある日、カナちゃんが「釣ると死ぬ魚」の噂を聞きつける。静岡県のある川の河口付近で見たこともない魚を釣った人が、数日のうちに死んでしまったというのだ。類似する怪談を知らなかった三咲は、噂の発生源を辿って取材を始める。すると、その川沿いには不思議なほどに共通点を持った怪談が伝わっていることが分かってきた。これは偶然か、それとも狗竜川には怪異の原因が隠されているのだろうか。もしや、この怪談を追えば、ついに”本物”に辿り着けるのではないか?
“本物”の怪談の気配を感じ、三咲は調査にのめりこんでいく。しかし、うまくいくということは、カナちゃんが死んでしまうということだ。自分はそれを望んでいるのだろうか――?
第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞、圧巻の〈大賞〉受賞作!
解説:小野不由美 カバーイラスト:遠田志帆
	
								ある日、カナちゃんが「釣ると死ぬ魚」の噂を聞きつける。静岡県のある川の河口付近で見たこともない魚を釣った人が、数日のうちに死んでしまったというのだ。類似する怪談を知らなかった三咲は、噂の発生源を辿って取材を始める。すると、その川沿いには不思議なほどに共通点を持った怪談が伝わっていることが分かってきた。これは偶然か、それとも狗竜川には怪異の原因が隠されているのだろうか。もしや、この怪談を追えば、ついに”本物”に辿り着けるのではないか?
“本物”の怪談の気配を感じ、三咲は調査にのめりこんでいく。しかし、うまくいくということは、カナちゃんが死んでしまうということだ。自分はそれを望んでいるのだろうか――?
第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞、圧巻の〈大賞〉受賞作!
解説:小野不由美 カバーイラスト:遠田志帆
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
一、釣り上げると死ぬ魚の話
二、怪談だらけの川の話
三、怪談の川をさかのぼる話
四、結局そこには何もなかったという話
著者による注釈
解説 小野不由美
							二、怪談だらけの川の話
三、怪談の川をさかのぼる話
四、結局そこには何もなかったという話
著者による注釈
解説 小野不由美
虚魚 が含まれている特集
「虚魚」感想・レビュー
- 
								
								人が本当に死ぬ怪談を探す女性と、呪いで死にたい女性。どこか危うくて脆い2人が死を招く怪談を探し求める。川に沿って移動する怪談。ホラー要素に加えてちゃんとミステリになってる。でもやっぱりホラー。こういう …続きを読む2025年01月02日39人がナイス!しています
- 
								
								表紙買いした一冊。怪談師が主人公。人が死ぬ怪談をメインに扱うなか、ある小説のために情報をまとめている中で怪異の繋がりに気づく。山奥にあるカルト集団や姿が曖昧な怪異など、個人的な好みが敷き詰められていた …続きを読む2025年02月25日37人がナイス!しています
- 
								
								初読みの作家さん。横溝正史ミステリ&ホラー大賞作品。人が本当に死ぬ怪談を探す三咲と呪いか祟りで死にたいカナちゃん。釣り上げたら死ぬ魚の話を追う二人だったが……。ホラーは苦手なのだけれど、帯に書かれた選評 …続きを読む2024年12月28日36人がナイス!しています




 
								









 
   
																																									