50の名画でたどる西洋美術史 角川選書ビギナーズ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年10月02日
判型:
四六判
ページ数:
324
ISBN:
9784047037359
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50の名画でたどる西洋美術史 角川選書ビギナーズ

  • 著者 宮下 規久朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年10月02日
判型:
四六判
ページ数:
324
ISBN:
9784047037359

歴史に名を刻む50の名画をオールカラーで解説! 美術史の精髄に触れる

そもそも名画とは何だろうか。個人的な趣味や好き嫌いではない。社会、文化、歴史の中で育まれた作品の価値が長きにわたって認められてはじめて名画とよばれるようになる――。西洋絵画の父ジョットから、現代の巨匠リヒターまで、美術史に名を刻む50の名画をオールカラー図版とともに概観。キリスト教、擬人像、寓意・象徴の表現など、作品の背景に広がる基礎知識とともに、西洋美術史の精髄にふれる絵画入門。 そもそも名画とは何だろうか。個人的な趣味や好き嫌いではない。社会、文化、歴史の中で育まれた作品の価値が長きにわたって認められてはじめて名画とよばれるようになる――。西洋絵画の父ジョットから、現代の巨匠リヒターまで、美術史に名を刻む50の名画をオールカラー図版とともに概観。キリスト教、擬人像、寓意・象徴の表現など、作品の背景に広がる基礎知識とともに、西洋美術史の精髄にふれる絵画入門。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

I 巨匠の時代のはじまり ゴシックからルネサンスへ

 ジョット・ディ・ボンドーネ《マギの礼拝》
 アンブロージョ・ロレンツェッティ《善政の効果》
 ベアト・アンジェリコ《受胎告知》
 ピエロ・デラ・フランチェスカ《笞打ち》
 サンドロ・ボッティチェリ《プリマヴェーラ(春)》
 レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》
 ミケランジェロ・ブオナローティ《アダムの創造》
 ラファエロ・サンツィオ《聖ペテロの解放》
 ジョルジョーネ《テンペスタ(嵐)》
 ファン・エイク《神秘の子羊(ヘントの祭壇画)》
 ヒエロニムス・ボス《快楽の園》
 グリューネヴァルト《磔刑(イーゼンハイム祭壇画)》
 アルブレヒト・デューラー《4人の使徒》
 ピーテル・ブリューゲル《雪の中の狩人》 ほか

II 西洋絵画の栄光と頂点 バロックとロココ

 エル・グレコ《聖衣剥奪》
 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》
 アンニーバレ・カラッチ《バッカスとアリアドネ》
 グイド・レーニ《アウロラ》
 ピエトロ・ダ・コルトーナ《神の摂理とバルベリーニ家の栄光》
 ペーテル・パウル・ルーベンス《十字架降下》
 ディエゴ・ベラスケス《ラス・メニーナス》
 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《ベネラブレスの無原罪の御宿り》
 レンブラント・ファン・ライン《夜警》
 ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》
 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《大工の聖ヨセフ》
 ニコラ・プッサン《アルカディアの牧人》
 クロード・ロラン《聖ウルスラの出港》
 アントワーヌ・ヴァトー《シテール島への船出》
 フランシスコ・デ・ゴヤ《1808年5月3日》 ほか

III 近代絵画の多彩な展開 モダニズムの時代

 テオドール・ジェリコー《メデューズ号の筏》
 ウジェーヌ・ドラクロワ《サルダナパロスの死》
 ターナー《雨・蒸気・速度―グレート・ウェスタン鉄道》
 ギュスターヴ・クールベ《画家のアトリエ》
 エドゥアール・マネ《草上の昼食》
 ジョルジュ・スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》
 フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》
 ポール・ゴーギャン《我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか》
 ポール・セザンヌ《松の木のあるサント・ヴィクトワール山》
 アンリ・マティス《ダンス》
 パブロ・ピカソ《ゲルニカ》
 ワシリー・カンディンスキー《コンポジションVII》
 ジャクソン・ポロック《秋のリズム》
 アンディ・ウォーホル《大きな電気椅子》
 ゲルハルト・リヒター《死者(1977年10月18日)》 ほか

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「50の名画でたどる西洋美術史 角川選書ビギナーズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 西洋美術史に大きな影響を及ぼした50作品と画家の経歴や歴史的背景や意義が簡潔にまとめられている。どう転んでも避けられないのはキリスト教にまつわる宗教画が幅を利かせていこと。宗教と距離を置いている身として 西洋美術史に大きな影響を及ぼした50作品と画家の経歴や歴史的背景や意義が簡潔にまとめられている。どう転んでも避けられないのはキリスト教にまつわる宗教画が幅を利かせていこと。宗教と距離を置いている身としては理想的に描かれたそれには多少抵抗感も。イタリア系はカソリックの絶大な影響下その傾向が強いが北方系はよりリアリスティックだったり、ボスのような諧謔に素朴なブリューゲルなど好きかも。神や英雄といったテーマに背を向けた反骨の画家クールベにも好感。そこここで出てくる蒐集家ボルゲーゼ枢機卿は趣味良さそう。 …続きを読む
    ジョンノレン
    2025年06月09日
    51人がナイス!しています
  • ざっと美術史をおさらいする本。著者の個人的評価により、画家の代表作に星1〜3が付けられているが、人それぞれ、その評価は分かれるので、そこは無視。一番最後に出てきた現存する画家ゲルハルト・リヒターをこの本 ざっと美術史をおさらいする本。著者の個人的評価により、画家の代表作に星1〜3が付けられているが、人それぞれ、その評価は分かれるので、そこは無視。一番最後に出てきた現存する画家ゲルハルト・リヒターをこの本で初めて知った。彼が描いた『ビルケナウ』という絵が気になり、ネットで検索。積み重ねた死体を焼却する写真を写した絵らしい。先月、実際にビルケナウに行った身だが、ぱっと見、よく分からない。生で見るとメッセージ性が強く伝わるのだろうか。不気味で重苦しい雰囲気だけは伝わる、そんな絵だった。 …続きを読む
    ちい
    2025年09月07日
    6人がナイス!しています
  • 年代順に50人の画家の1枚の名画を取り上げ、時代背景と共に解説。その名画が、なぜ美術史の中で重要なのかがわかります。どんな分野でも時代背景、歴史を知ることが大事だと思います。『知っておきたい世界の名画 年代順に50人の画家の1枚の名画を取り上げ、時代背景と共に解説。その名画が、なぜ美術史の中で重要なのかがわかります。どんな分野でも時代背景、歴史を知ることが大事だと思います。『知っておきたい世界の名画』(角川ソフィア文庫)を改題し、加筆修正のうえ、カラー版にしたもの。  …続きを読む
    takakomama
    2025年04月13日
    5人がナイス!しています

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