我らが緑の大地

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
408
ISBN:
9784041147481

我らが緑の大地

  • 著者 荻原 浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
408
ISBN:
9784041147481

『手始めに、有害な生物を駆除する。害虫、病原菌、草食動物、そして人間』

「週刊ポスト」インタビュー掲載(2025年3月21日号)


植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?

「週刊ポスト」インタビュー掲載(2025年3月21日号)


植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「我らが緑の大地」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公のグリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の会話について研究している。いろいろと研究するうちに、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企 主人公のグリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の会話について研究している。いろいろと研究するうちに、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて緊急搬送される事件が発生。その先は…。植物が反乱を起こすって怖いですね。そんなパニック・サスペンスを荻原さんの世界で描いています。植物については詳しくなったけれど、荻原作品としての出来は並の下でしょうか。子どもを使って展開を進めていくところは、らしいと思いました。 …続きを読む
    のぶ
    2025年03月10日
    61人がナイス!しています
  • 支配したと思っていた。掌中に収めたと信じて疑わなかったこと、それがどれだけ傲慢だったか…。今ここで彼女たち研究者の悲鳴を聞き、曝された悲劇を見て、頬を張られた気分になる。私たちは知らず知らずのうちに操 支配したと思っていた。掌中に収めたと信じて疑わなかったこと、それがどれだけ傲慢だったか…。今ここで彼女たち研究者の悲鳴を聞き、曝された悲劇を見て、頬を張られた気分になる。私たちは知らず知らずのうちに操られ、支配されている?あぁ、これは既に始まっている人類に対する報復だ。未来を創造したシナリオ、そこに人は、生き物は、含まれているか。共存共栄は思い上がった一方通行では成り立たず、そんな居丈高な態度は不倶戴天の敵と見なされるのには十分だった。緑の大地がさざめく。考えれば考えるほど恐ろしくなる、緑のパニック小説。 …続きを読む
    えみ
    2025年03月15日
    44人がナイス!しています
  • 植物学者による失われつつある森の復活のための研究、緑に包まれてハッピーとはならなかった。想像していた内容と全然違うホラーなのか?AIを介して植物との会話、「時は来た」「根絶やせ」、その後に起こったパニックは 植物学者による失われつつある森の復活のための研究、緑に包まれてハッピーとはならなかった。想像していた内容と全然違うホラーなのか?AIを介して植物との会話、「時は来た」「根絶やせ」、その後に起こったパニックは壮絶。地球上を支配するのは植物であると。猿や鹿、イノシシ、人間までも植物が支配して反乱を起こす。「我らが緑の大地」は環境に応じて進化する植物たちの主張であった。他の生物(特に人間)から体を防御する能力を身に付け、動かないが知性ある生き物として君臨していく。地球環境、人間への警告としてヒシヒシと感じた。 …続きを読む
    まるぷー
    2025年03月22日
    23人がナイス!しています

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