我らが緑の大地

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年02月27日
判型:
四六判
ページ数:
408
ISBN:
9784041147481

我らが緑の大地

  • 著者 荻原 浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年02月27日
判型:
四六判
ページ数:
408
ISBN:
9784041147481

『手始めに、有害な生物を駆除する。害虫、病原菌、草食動物、そして人間』

「週刊ポスト」インタビュー掲載(2025年3月21日号)
「産経新聞」吉田大助さん書評(2025年4月6日)
「週刊新潮」 若林踏さん書評(2025年4月10日発売号)
「素敵なあの人」永江朗さん書評(2025年6月号)

植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?

「週刊ポスト」インタビュー掲載(2025年3月21日号)
「産経新聞」吉田大助さん書評(2025年4月6日)
「週刊新潮」 若林踏さん書評(2025年4月10日発売号)
「素敵なあの人」永江朗さん書評(2025年6月号)

植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「我らが緑の大地」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 荻原 浩は、新作をコンスタントに読んでいるさいたま地元作家です。本書は、近未来SFバイオ・サスペンス警告の書でした。本書のような小説を読むと、植物が地球を支配している説を想い出します。 https://www.kadoka 荻原 浩は、新作をコンスタントに読んでいるさいたま地元作家です。本書は、近未来SFバイオ・サスペンス警告の書でした。本書のような小説を読むと、植物が地球を支配している説を想い出します。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000884/ …続きを読む
    starbro
    2025年04月09日
    223人がナイス!しています
  • AIを使って植物の言葉を調べるプロジェクトに参加した科学者が、植物が人への怒りから反乱を企てる異常事態を察知する。実に面白い設定で期待して読んだが、読後感は「?」だった。植物が人を攻撃する異常事態の連 AIを使って植物の言葉を調べるプロジェクトに参加した科学者が、植物が人への怒りから反乱を企てる異常事態を察知する。実に面白い設定で期待して読んだが、読後感は「?」だった。植物が人を攻撃する異常事態の連続なのに、ヒロインは妙に楽し気で恐怖や緊迫感が感じられない。しかも植物が意志を持って行動を起こしたのかも描かれず進むので、小説として構造が弱い。自分なら植物の反乱で追い詰められた人類が、何とか植物との意思疎通に成功して生きる道を探るドラマに仕立てただろう。いわばプロローグ部分だけを物語化した意図がわからない。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2025年05月12日
    185人がナイス!しています
  • 荻原さん新作は、研究農場で働く野乃を主人公に植物が人類への反抗を始める様子を描いたSFサスペンス。全く知らなかった植物の特性や知性に驚く序盤で惹き込まれ、恐怖が加速してゆく中盤以降は野乃を応援しながら 荻原さん新作は、研究農場で働く野乃を主人公に植物が人類への反抗を始める様子を描いたSFサスペンス。全く知らなかった植物の特性や知性に驚く序盤で惹き込まれ、恐怖が加速してゆく中盤以降は野乃を応援しながら楽しめた。野乃の息子・一樹とのシーンには微笑ましさを織り込んでいるのが著者らしいし、単なる笑いにしないで後々の伏線になっている部分もあって、流石の職人芸と感じた。著者の作品群の中では同類の『楽園の真下』程には手に汗握る緊張感はないが充分満足できる面白さ。人間の傲慢さを反省し、自然の凄さを思い知る良作と思えた。 …続きを読む
    しんたろー
    2025年05月27日
    136人がナイス!しています

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