記紀の考古学

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年03月08日
判型:
新書判
ページ数:
408
ISBN:
9784040825052
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記紀の考古学

  • 著者 森 浩一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年03月08日
判型:
新書判
ページ数:
408
ISBN:
9784040825052

古代史を科学的考古学で読み直した画期的名著

伊勢と出雲、ヤマトタケル、天皇陵古墳……『古事記』と『日本書紀』は歴史であると同時に物語だ。遺跡発掘による史料を加え考古学的な検証スタイルを確立した「古代学」の第一人者が日本古代史を読み直す。

【目次】
第1章 イワレ彦とその妻たち
第2章 タケハニヤス彦とミマキイリ彦の戦い
第3章 箸墓伝説と纏向遺跡
第4章 大和古墳群と大王陵
第5章 倭大国魂神と中山大塚古墳
第6章 イクメイリ彦の諸問題
第7章 アメノヒボコ
第8章 ヤマトタケルと白鳥
第9章 オオタラシ彦の大旅行
第10章 タラシナカツ彦の死をめぐって
第11章 神功皇后をめぐって
第12章 応神天皇と日向の髪長媛
第13章 仁徳天皇と皇后磐之媛
第14章 仁徳天皇と都市づくり
第15章 仁徳天皇の子供たち
第16章 倭王興から倭王武のころ
第17章 伊勢と出雲での二つの発掘
第18章 越と継体・欽明王朝
伊勢と出雲、ヤマトタケル、天皇陵古墳……『古事記』と『日本書紀』は歴史であると同時に物語だ。遺跡発掘による史料を加え考古学的な検証スタイルを確立した「古代学」の第一人者が日本古代史を読み直す。

【目次】
第1章 イワレ彦とその妻たち
第2章 タケハニヤス彦とミマキイリ彦の戦い
第3章 箸墓伝説と纏向遺跡
第4章 大和古墳群と大王陵
第5章 倭大国魂神と中山大塚古墳
第6章 イクメイリ彦の諸問題
第7章 アメノヒボコ
第8章 ヤマトタケルと白鳥
第9章 オオタラシ彦の大旅行
第10章 タラシナカツ彦の死をめぐって
第11章 神功皇后をめぐって
第12章 応神天皇と日向の髪長媛
第13章 仁徳天皇と皇后磐之媛
第14章 仁徳天皇と都市づくり
第15章 仁徳天皇の子供たち
第16章 倭王興から倭王武のころ
第17章 伊勢と出雲での二つの発掘
第18章 越と継体・欽明王朝

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

第1章 イワレ彦とその妻たち
第2章 タケハニヤス彦とミマキイリ彦の戦い
第3章 箸墓伝説と纏向遺跡
第4章 大和古墳群と大王陵
第5章 倭大国魂神と中山大塚古墳
第6章 イクメイリ彦の諸問題
第7章 アメノヒボコ
第8章 ヤマトタケルと白鳥
第9章 オオタラシ彦の大旅行
第10章 タラシナカツ彦の死をめぐって
第11章 神功皇后をめぐって
第12章 応神天皇と日向の髪長媛
第13章 仁徳天皇と皇后磐之媛
第14章 仁徳天皇と都市づくり
第15章 仁徳天皇の子供たち
第16章 倭王興から倭王武のころ
第17章 伊勢と出雲での二つの発掘
第18章 越と継体・欽明王朝

「記紀の考古学」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同志社をでて高校の教師の傍ら考古学にまい進 こういう履歴をもつから戦後思潮に左右されず記紀と考古学の関連を探ることができている まさに巨人 同志社をでて高校の教師の傍ら考古学にまい進 こういう履歴をもつから戦後思潮に左右されず記紀と考古学の関連を探ることができている まさに巨人
    fseigojp
    2024年05月03日
    7人がナイス!しています
  • 記紀が伝説か科学ではなく、考古学的に一致するかどうかを検討していて興味深かった。宮内庁の指定陵墓だから百舌鳥古墳群や箸墓古墳などを調査することが出来ないもどかしさに度々言及されていたが、研究者としての 記紀が伝説か科学ではなく、考古学的に一致するかどうかを検討していて興味深かった。宮内庁の指定陵墓だから百舌鳥古墳群や箸墓古墳などを調査することが出来ないもどかしさに度々言及されていたが、研究者としてのプライドを一番感じたのは出雲大社の巨木柱跡が発見された時に新聞記事に書かれた「信じた学者感激」の文言を不愉快に感じたというくだり。信じたではなく学問的推論の結果と述べておられたが、その通りだと思う。 …続きを読む
    いちじく
    2025年02月09日
    5人がナイス!しています
  • 戦後、非科学的だ・創作に過ぎないとのレッテルを貼られてきた記紀神話と考古学との接点を探る一冊。『日本神話の考古学』と続けて読んだ。記紀の順に従いながら自由気儘に関連することを述べていくスタイルなので、 戦後、非科学的だ・創作に過ぎないとのレッテルを貼られてきた記紀神話と考古学との接点を探る一冊。『日本神話の考古学』と続けて読んだ。記紀の順に従いながら自由気儘に関連することを述べていくスタイルなので、基礎知識や集中力が足りない身としては度々読みながら迷子になった笑。しかし著者の引出しの多さには本当に感服する。河内の方のご出身らしく、若い頃から神話の舞台とされる場所や遺跡を自ら歩き続けたからこそのことなのだろう。纏向遺跡が邑というよりは祭祀場であること、日本海側の巨木文化、応神=仁徳説等が印象に残った。 …続きを読む
    (k・o・n)b
    2024年11月24日
    5人がナイス!しています

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