ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2026年02月10日
判型:
新書判
ページ数:
280
ISBN:
9784040824956

ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

  • 著者 武井 彩佳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2026年02月10日
判型:
新書判
ページ数:
280
ISBN:
9784040824956

犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか

★日経新聞書評欄にて紹介されました(2026/4/4)
★朝日新聞「上村剛の新書速報!」にて紹介されました(2026/2/21)
★TBSラジオ「荻上チキ・ Session」に著者出演(2026/2/16)
★文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に著者出演(2026/2/26)

なぜドイツはイスラエルを批判できないのか?
ーー犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか
『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座!

ドイツの戦後の歩みはユダヤ人を究極の犠牲者にした!
紛争によりガザが破壊し尽くされた中、イスラエルの姿勢はホロコーストの記憶とも結びつけられる。
ドイツはナチ犯罪者を最後の一人まで裁き続け、「反ユダヤ主義」の撲滅を掲げてきた。
そのためドイツによるイスラエル支援は、補償にとどまらず武器供与まで及んだ。イスラエルへの安全保障は「国是」だったのである。
ドイツの「過去の克服」は、両国の政治、経済、軍事の利害と密接に絡んできた。その歴史を解きほぐし、変化を迫られる姿を描くーー。

世界は戦争を止められないのか。ナチズムの克服は、より良い世界をつくるためではなかったのか。
ドイツとイスラエルの特殊な関係をつまびらかにすることで、ガザ紛争を防げなかった世界構造のねじれが見えてくる。

序 章 世界の機能不全はどのようにして起こったか
第一章 国籍──国民の境界は歴史が形づくる
第二章 裁き──犯罪をどこまで、どう裁いたか
第三章 国際法──反省から生まれた新しい秩序
第四章 償い──和解のための補償、安全保障へ
第五章 言葉と認識──私たちはパレスチナを理解する言葉を持っているか
終 章 ゴルディアスの結び目

★日経新聞書評欄にて紹介されました(2026/4/4)
★朝日新聞「上村剛の新書速報!」にて紹介されました(2026/2/21)
★TBSラジオ「荻上チキ・ Session」に著者出演(2026/2/16)
★文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に著者出演(2026/2/26)

なぜドイツはイスラエルを批判できないのか?
ーー犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか
『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座!

ドイツの戦後の歩みはユダヤ人を究極の犠牲者にした!
紛争によりガザが破壊し尽くされた中、イスラエルの姿勢はホロコーストの記憶とも結びつけられる。
ドイツはナチ犯罪者を最後の一人まで裁き続け、「反ユダヤ主義」の撲滅を掲げてきた。
そのためドイツによるイスラエル支援は、補償にとどまらず武器供与まで及んだ。イスラエルへの安全保障は「国是」だったのである。
ドイツの「過去の克服」は、両国の政治、経済、軍事の利害と密接に絡んできた。その歴史を解きほぐし、変化を迫られる姿を描くーー。

世界は戦争を止められないのか。ナチズムの克服は、より良い世界をつくるためではなかったのか。
ドイツとイスラエルの特殊な関係をつまびらかにすることで、ガザ紛争を防げなかった世界構造のねじれが見えてくる。

序 章 世界の機能不全はどのようにして起こったか
第一章 国籍──国民の境界は歴史が形づくる
第二章 裁き──犯罪をどこまで、どう裁いたか
第三章 国際法──反省から生まれた新しい秩序
第四章 償い──和解のための補償、安全保障へ
第五章 言葉と認識──私たちはパレスチナを理解する言葉を持っているか
終 章 ゴルディアスの結び目

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序 章 世界の機能不全はどのようにして起こったか
第一章 国籍──国民の境界は歴史が形づくる
 一 「国民とは誰か」という問いから始まった戦後
 二 「ユダヤ人国家」は領土も国民も流動的
 三 歴史が条件付ける移民政策
第二章 裁き──犯罪をどこまで、どう裁いたか
 一 ニュルンベルク裁判とその遺産 
 二 二〇世紀の象徴としてのホロコースト 
 三 過ぎ去らない過去
第三章 国際法──反省から生まれた新しい秩序
 一 戦後、個人の人権が保障されるようになった
 二 イスラエルと国際法の矛盾
第四章 償い──和解のための補償、安全保障へ
 一 ユダヤ人補償の実態 
 二 安全保障と軍事協力
第五章 言葉と認識──私たちはパレスチナを理解する言葉を持っているか
 一 「言葉」が正義をつくる 
 二 反ユダヤ主義をめぐる言葉の規制
終 章 ゴルディアスの結び目

「ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ホロコーストという過去の過ちの清算。ここまで詳しくは知らなかったので、やりすぎでは?とすら思ってしまった。補償、そして歴史を学び、贖罪意識をもつことは大事だけれど、イスラエル建国に伴うパレスチナでの行 ホロコーストという過去の過ちの清算。ここまで詳しくは知らなかったので、やりすぎでは?とすら思ってしまった。補償、そして歴史を学び、贖罪意識をもつことは大事だけれど、イスラエル建国に伴うパレスチナでの行為(パレスチナ人がいうところの「ナクバ」)や、ガザやレバノンでの一般市民を巻き込んだ殺戮までドイツは庇うことはないだろう。加害国で敗戦国という意味で、ドイツと日本との差を考えてしまう。良書。 …続きを読む
    Melody_Nelson
    2026年04月22日
    7人がナイス!しています
  • 認識的不正義(epistemic injustice)の概念でセクハラを糾弾したフェミニスト哲学者ミランダ・フリッカーの話もある、題の予想を遥かに超えるオモロイ歴史書。イスラエルのガザ侵攻の歴史背景解説がメインだが、編 認識的不正義(epistemic injustice)の概念でセクハラを糾弾したフェミニスト哲学者ミランダ・フリッカーの話もある、題の予想を遥かに超えるオモロイ歴史書。イスラエルのガザ侵攻の歴史背景解説がメインだが、編集者に依頼された元のテーマは戦後80年間の日独の戦争損害賠償行動の比較であり、90歳や100歳越えの絶滅収容所職員も逮捕起訴する凄い独に比べ、南京大虐殺の犯人に注目して欲しくないので、北朝鮮やロシアすら批准してるジェノサイド禁止法に批准しない日本の不誠実で責任逃れの態度がよく理解出来る良書。 …続きを読む
    魔魔男爵
    2026年02月12日
    7人がナイス!しています
  • あとがきによると戦後80年を一つの区切りとした日独関係の戦後史を、というのが編集部からのオファーだったようでたしかに前半はそのように書かれている。東京裁判で戦争犯罪に対して大きな区切りをつけてサンフラン あとがきによると戦後80年を一つの区切りとした日独関係の戦後史を、というのが編集部からのオファーだったようでたしかに前半はそのように書かれている。東京裁判で戦争犯罪に対して大きな区切りをつけてサンフランシスコ平和条約で国際社会に復帰した日本と、戦後一貫してホロコースト問題を問い続け、ナチスに戦争犯罪ゐ執拗なほどに追求し続けたドイツとは第二次大戦の後始末に対するアプローチが全く異なる。日本は早く終わらせることによって独自のポジションと平和外交を獲得することが出来た。 …続きを読む
    バーニング
    2026年03月07日
    3人がナイス!しています

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