アンダードッグス

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041136720
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アンダードッグス

  • 著者 長浦 京
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041136720

世界に、牙を剥け。超弩級ミステリー巨編!

1996年、元官僚で証券マンの古葉慶太は顧客の大富豪・マッシモにある計画を強要される。
それは中国返還直前の香港から運び出される機密情報を奪取するというものだった。
かつて政争に巻き込まれ失脚した古葉は、自分を陥れた者たちへの復讐の機会と考え現地へ飛ぶ。
待っていたのは4人のチームメンバーと、計画を狙う米露英中の諜報機関だった。
策謀と銃弾飛び交う香港で“負け犬たち”は世界に牙を剥く!
直木賞候補作にもなった究極のエンタテインメント小説。
1996年、元官僚で証券マンの古葉慶太は顧客の大富豪・マッシモにある計画を強要される。
それは中国返還直前の香港から運び出される機密情報を奪取するというものだった。
かつて政争に巻き込まれ失脚した古葉は、自分を陥れた者たちへの復讐の機会と考え現地へ飛ぶ。
待っていたのは4人のチームメンバーと、計画を狙う米露英中の諜報機関だった。
策謀と銃弾飛び交う香港で“負け犬たち”は世界に牙を剥く!
直木賞候補作にもなった究極のエンタテインメント小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

アンダードッグス

解説 千街晶之

「アンダードッグス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中国返還前の香港を舞台に、元官僚の主人公が機密情報を奪取する作戦に巻き込まれるというエンタメコンゲーム小説。情報量は実に膨大たが、スピード感があってスリリングな作風。直木賞候補にも選ばれるだけの力作で 中国返還前の香港を舞台に、元官僚の主人公が機密情報を奪取する作戦に巻き込まれるというエンタメコンゲーム小説。情報量は実に膨大たが、スピード感があってスリリングな作風。直木賞候補にも選ばれるだけの力作ではあるが、あまりに展開が早過ぎるがゆえ奥行きがなく、続々と参戦する登場人物たちのキャラクター造詣も浅い。古葉がダークホースという設定だけでは看過出来ない彼の超次元的な有能さも説得力を欠く。その結果、現在と過去を交錯させる手法も劇的に機能しているとは言い難い。上中下巻各五百頁超のボリュームが必要な作品なのでは? …続きを読む
    シキモリ
    2023年10月09日
    23人がナイス!しています
  • 同作者の『リボルバー・リリー』を読んだ時も思ったが、まるで大作映画を観るような小説。相変わらず登場人物はバンバン死ぬけど題材故かスタイリッシュ感の方が勝る。命懸けで世界規模の任務に挑む負け犬達は、皆秘 同作者の『リボルバー・リリー』を読んだ時も思ったが、まるで大作映画を観るような小説。相変わらず登場人物はバンバン死ぬけど題材故かスタイリッシュ感の方が勝る。命懸けで世界規模の任務に挑む負け犬達は、皆秘密を持っていて最終的には騙し合い裏切り合う定めなのだが、主人公の古葉が「場所が違えば友人になれたかもしれない」と独白するように、利用し合う関係だったとしても確かにチームだったのだと思える切ない感傷が、バイオレンスな展開の中に独特の余韻を残していって、予想外に暖かな結末も際立たせる。自分は大好き。 …続きを読む
    八千
    2023年11月07日
    4人がナイス!しています
  • 麻生幾を彷彿させるスケールと内容だった。結果はわかっていても最後までまったくわからない展開がすごかった。 麻生幾を彷彿させるスケールと内容だった。結果はわかっていても最後までまったくわからない展開がすごかった。
    こいきんぐ
    2023年09月30日
    1人がナイス!しています

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