• 中身は短編5つであり、表題作はスケールの大きい西村さんならではのミステリ。 都庁に掛かってきた脅迫電話。 それは都民の一千万を誘拐したとして、10億円の身代金を要求。 当然それを無視するが、犯人はその証拠に 中身は短編5つであり、表題作はスケールの大きい西村さんならではのミステリ。 都庁に掛かってきた脅迫電話。 それは都民の一千万を誘拐したとして、10億円の身代金を要求。 当然それを無視するが、犯人はその証拠に殺人を起こす。 十津川警部が担当するのだが、規模のわりに犯罪が杜撰。 そもそも一千万を人質にという無理がある中で、十津川の罠にあっさり引っかかる犯人。 まあ短編だからこれぐらいが丁度いいのだろう。 …続きを読む
  オーウェン

  2023年11月15日
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• 短編集。各作品ごとに異なるトリック・推理がコンパクトに込められているので、密度が高い。思っていたよりぱぱっと読んでしまった／「一千万人誘拐計画」事件を確認するのに新聞を使うのかと思ったら、これ40年前刊 短編集。各作品ごとに異なるトリック・推理がコンパクトに込められているので、密度が高い。思っていたよりぱぱっと読んでしまった／「一千万人誘拐計画」事件を確認するのに新聞を使うのかと思ったら、これ40年前刊行の作品だったのか。そう思うと古めかしく感じる箇所は少なかった／「第二の標的」動機のない殺人というやつで、意外と予想できなかったかも／「白い殉教者」これもまんまとミスリードに乗らされて、ああなるほどってなるタイプだったかな。不思議なシチュエーションに気を取られて簡単なことに気づけなかったりする …続きを読む
  ぽん

  2023年05月30日
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