- 著者 成東 志樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784049148619
君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした
- 著者 成東 志樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784049148619
買ったあいつと、買われた俺は、たぶん同じように飢えていた。
「買わせてくれない? 君の時間を、月20万円で」
高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。
全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。
母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。
1.毎日、高校にくること
2.僕と同じ大学に合格して通うこと
3.今日から友人として振る舞うこと
金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。
高校2年の冬。枕元には母の骨があった。長く闘病した母が死んで、一度も頼れたことなどなかった父は蒸発した。
全てを失った少年・坂田は、突然目の前に現れた西川と名乗る男に、奇妙な取引を持ちかけられる。
母の葬儀代を稼ぎたい一心で応じた坂田に、実は同い年だという西川が提示した条件は、更に不可解なものだった。
1.毎日、高校にくること
2.僕と同じ大学に合格して通うこと
3.今日から友人として振る舞うこと
金で結ばれた関係はやがて説明のつかない「本物」へと形を変える。愛に飢えた少年たちが紡ぐ、透明な青春譚。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
前章 透過色彩の災禍
後章 透過色彩の歳華
後章 透過色彩の歳華
「君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした」感想・レビュー
-
タイトルの視点が良い。温かく裕福な家庭で育った少年と、暴力と貧困の中毎日の食事すら苦労していた少年。ブルジョワという響きが似合い過ぎる美少年に、少年は強い嫌悪感を覚えながらも、理由も曖昧まま友人代とし …続きを読む2024年08月22日33人がナイス!しています